京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | 秦谷 |
---|---|
期日 | 2004年1月9日夜〜1月10日 |
山域 | 福井県 赤兎山 |
山行形態 | 山スキー |
文責 | 秦谷 |
20:26 京都
1:00 勝山市小原
細い1車線の道路を奥まったところに集落がある。満天の星空と月明かりが眩しい。
0645 勝山市小原(430m)出発
仮眠のうえ0550に起床。気温は-2度。
1030 林道終点(1140m)
林道のヘアピンはショートカットを多用。ここまでは順調。1140mでの積雪量は電話ボックスの3分の2が埋まる1m強。
1230 小原峠南西(1410m)
樹林のまばらなラインを選んだが見事に吹きだまりにはまる。標高1250〜1350まではスキーを担いで胸までラッセル。悟りの境地で赤ん坊の「はいはい」で登ると楽に高度を稼げることに気づく。目からウロコ。稜線付近は吹雪と霧。ピークまで行くと日帰りが困難になると思われたため、
1410m地点で下山を判断する。
スキーのシールを外して林道を下るが板に雪がまとわりつき思うように進まない。一定の傾斜がないと楽には下らせてもらえないようだ。ヒールと板の間にも雪の塊が固着し前のめり状態に。登りではそのようなことはなかったのだが…思わぬ使い勝手の悪さに時間を食う。
1746 勝山市小原(430m)到着
すでに日は沈み雪の明かりを頼りに歩くほかなかった。峠までの往復で11時間行動。いまの実力では、1410m地点での下山は正解だった。先まで考えたルートファインディングとスキーの念入りなメンテナンスの必要性を痛感。
1940 九頭竜温泉
21時まで営業しているとのこと。救われた。
7:20 京都
下道で帰る。途中マキノのセブンイレブンで3時間仮眠。