京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | L河原・SL秦谷・稲野・西村(ゲスト) |
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期日 | 2004年1月25日 |
山域 | 滋賀県 赤坂山 |
ルート | マキノ高原スキー場〜赤坂山 を往復 |
山行形態 | 山スキー |
今日は山スキーデビューです。お天気は私のデビューを祝ってくれてるみたいで、晴れ!!残念ながら雪は少なめでした。でも、お天気がいいだけで、私は嬉しかったです。
今までゲレンデでしか滑ったことのない私は最初、「山スキー」という言葉を聞いたとき、何??って感じでした。ゲレンデスキーは中学3年から高校3年まで毎年のように、クラブで忙しい中、時間を見つけては行くぐらい好きでした。しかし、大学生になると、リフトに乗り、斜面を下るという動作に何かもの足りなさを感じ、スキーから離れていました。
山スキーがどういうものか話を聞いたり、雑誌を読んだりして、何か惹かれるものを感じました。
それは、第一に自然な山の中に行けること、しかも好きなスキーを履いてスノーハイキングみたいに山を歩けること。また、下りの嫌いな私は一気にスキーで滑って下山ができる。こんな嬉しい、楽しいことってないだろうなと頭の中で想像していました。
当日、標高350メートルまで板を担いで登り、そこからはいよいよシールを貼った板で登りまじめました。最初の印象はとても「変」と感じました。かかとがういていて、歩き方は「板を滑らして歩く」。「歩く」動作というのは通常足をあげてあるくため板をあげようとついついしてしまい、うまく板を使ってないような感じでした。
途中沢を超える時に板をはずしたぐらいで、後は晴れの中、気持ち良くスノーハイキングを楽しむことができました。最高でした!!
頂上に到着し、いよいよ板をはいての下山です。斜面は雪が少ないため枝がたくさん見えていて、斜面の雪はゲレンデとは違い、不整地でした。斜面は急ではなかったのですが、とても怖くおそるおそる、斜面に入っていきました。「キャーーーー」予想どおり、派手に何回もこけてこけて、立とうとしても滑り、どうしていいかわからず、パニック状態でした。ほとんど滑ってないのに、板を担いでおりたい気持ちと早く下山してしまい気持ちで一杯でした。
だんだん道幅が狭く、急斜面になってきたため、760メートルから525メートルまで板を担いで降りることになりました。この時他の3人は残念そうでしたが、正直私は「ホッ、よかった〜」って思いました。
東屋でお昼を食べて休憩をし、再度スキーで下山することになりました。最初は1人で担いで降りる気でいたのですが、このまま下山してしまうのが、納得できず、やっぱり私も再度挑戦しようと思い、スキー板を履きました。
こけたものの、山頂からの滑りよりは順調に滑ることができ、少しでしたが楽しむことができました。
山頂から降りてくる時は、スノーハイキングだけでいいと思いましたが、今は身体で感覚を覚え、経験を重ねていき不整地をクリアし、楽しみたいと思ってます。
大変ご迷惑をおかけしました。ありがとうございました。
昨年転げ落ちるように下った因縁の山、赤坂山。枝までつかんで半泣きだったそのときと比べると少しは余裕ができたかな??