京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | 鈴木・岡川他 |
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期日 | 2004年3月 |
山域 | 岐阜県 古美山・屏風岩 |
山行形態 | フリークライミング |
文責 | 鈴木 |
豊田市の東にある大滝渓谷周辺の公園地帯に点在するボルダーi群の総称。古美山園地はそのうちの一つ。「日本の岩場100 東海・近畿」では地図が多少いい加減で、県道沿いのコンビニの横からは上る道と下る道両方がでており、「山荘大滝」への看板が出ている一見急で狭い上り道の方が正解。
古美山園地はおおむねランディングのいい(地面が平坦)岩が多く、余裕をもって取り付ける。とはいえ、こだわりがあるのでなければ、クラッシュパッドiiは必要。
岩質は粒子の大きな花崗岩。スラブでのフリクションは抜群だが、細かいカチや粒を拾うホールドが多く、前腕がすぐ疲労する。
日当たりは非常に良く、真冬でなければ太陽さえ出ていれば陽気に登れる。
10キロほど北に行けば、香嵐渓の近くに温泉施設「岩神の湯」がある。土休日730 円。アルカリ性。
中央道瑞浪IC よりすぐ近く。アプローチには経験か、優秀なナビが必要。ほぼ「日本の岩場100」(同上)のアプローチに従ったが、未舗装の林道区間まで突っ込むのは余程車高の高い車でもない限り困難。適当な所から歩いてもさほど遠くない。
どうやらこのアプローチは一般的ではないらしく、地元のクライマーは、高速の下をくぐった後、右の急坂へ行くのではなく、左に曲がって続く林道を上って来ていたようだ。
初めての時は、まず「展望台」に上がって全体を展望してから散策するとよい。岩と岩の間の踏み跡は割とはっきりしてはいるが、迷路のようにつながっている。
だいたいどこも、ロープ半分ぐらいの高さの大きな岩がごろごろ転がっている感じ。一つの岩の一面にルートが一つ、て感じで色んな種類のルート(フィンガークラックiiiからツルツルのスラブ、プロテクションのとれないチムニーまで)がある。特にoff-widthivが充実しているように感じた(ここ笑うところね)。山に埋め込まれている状態の岩がほとんどなので、終了点まで歩いて回り込めるルートが多く、トップロープも張りやすく、敗退しても大丈夫(ここも笑うところ)。
お風呂は、国道から県道20 号に入り、小里の集落の奥にある稲荷神社の横の「稲荷温泉」が超絶オススメ。500 円。
ご飯は、瑞浪IC に向かう途中の国道19 号線沿いのうどん屋さんが量が多くて美味かったです。