南木曽岳

記録

2004年5月28日（金）

京都発21:20＝1:00南木曽駅2:00就寝

2004年5月29日（土）　天気:曇り時々晴

起床5:30−上野原登山口発6:50〜7:20休止7:25〜8:15休止8:26〜9:57南木曽岳避難小屋10:05〜10:15見晴台10:20〜頂上10:30〜南木曽岳避難小屋・昼食11:35〜11:48引き返し点・下山開始〜13:04休止13:14〜14:13下山15:10＝南木曽温泉16:10＝20:30京都着・ラーメン21:30解散

山形の所感

南木曽駅の駐車場で

　今回はH谷君の妄想山行ということで、鳩ヶ湯からの赤兎山を計画していましたが、前日の天気予報で北陸地方は雨になる模様だったので、場所を変えることにしました。
　H谷君の赤兎山は幻想になってしまいましたが、いつかきっと行きましょうね。
　行き先、かなり迷いましたが、駿河の寸又峡から近くの山に登り富士山をめでるというのも有力視・・しかし全体の体力、所要時間などを考え、南木曽岳に決定。
　南木曽岳は恵那山とともに一度は登りたい山でした。
　一般コースとは別のコースをとり、上野原からのコース（所用約6時間）。
　見学中のH笠さんにとってはちょっぴりチャレンジですね。
　南木曽駅にて仮眠・・Sさん情報で駅の中はすごぶる快適。
　こんなに寝心地のいい駅はないとのことでしたので、駅で寝ようかとも思いましたがテントもあることだし、駅の駐車場にて仮眠。
　仮眠の前に小宴会・・なんとH笠さんが富山の焼酎を持ってきてくれたので（これで山形の目の色がかわる・・）少し宴会が長くなってしまった・・反省・・
　朝は快晴。頭が痛い・・2日酔いか、はたまた、週半ばにひいた風邪の影響か・・
　この日は朝からお祭りがあるみたいで、南木曽村は（稚児行列？）多くの人でにぎわっている。
　コースはほとんど薮漕ぎ状態。特に上部は笹薮がひどい。
　あまり、こっちから登る人はいないのでしょう・・途中で出会う人は無し。
　途中、巨大樹の森、というのがあります。ここは直径2M近いブナやミズナラがある。
　かなりの迫力に圧倒され、思わず立ち尽くしてしまう。
　山頂まで行くとたくさんの人がいました。
　H笠さんは、雪稜では3回目の登山。
　はじめよりかなり登れるようになっておられています。はじめは登れるかどうか不安だったみたいだけど、登れたことで「めっちゃ嬉しい！」と・・山頂でのおたけび？がそれを物語っています。
　M田仕込みのおやじギャグを聞きながら、楽しく歩くことができました。

　下山後、南木曽温泉、木曽路ビール、妻籠宿散策などをして京都へ帰りました。
　木曽路はいいところですね。南木曽村も昔の中山道宿場の趣きがあり、一度ゆっくりと歩いてみたくなるところです。
　京都へ帰ってしばらくしてからH笠さんからメールが届き、背中を葉ダニに食われていて、ひきちぎったところ頭部が皮膚の中にのこり、切開手術をされたようです。
痛かったーーーー！と言っておられていました。

吉田の所感

南木曽岳避難小屋 山頂にて記念撮影

天気予報は最悪だった。日本海に停滞していた前線が南下し、予定していた赤兎山はかなり高い確率で雨が降るらしい。Y形さんからは、どこも雨なら中止もありうると聞いていた。金曜の朝、天気予報を見るとどこも雨っぽかった。これで今回は中止だなぁと、そのときは考えていた。
　準備をしつつも、中止になったときの休日の過ごし方を考えていたところ、Y形さんからメールが来た。駿河のほうの山にいくということだ。ちょっと意外だったが、久々に山にいけるということでうれしかった。
　家の近くまで来ていただき、そこで合流した。S村さんは仕事でこれなくなったということで、今回は4人。雪稜クラブの方々と初めての山行なので少々緊張してスタートした。車内ではまだ行き先が確定してないということで、行き先をみんなで話し合った。駿河は遠いということで、もうすこし近い南木曽岳という山に決定。

　名神・中央と高速を飛ばして中津川インターで降りる。ここからは19号で南木曽駅まで。南木曽駅は待合室もトイレも完備されていてすごい。でも駐車場でテントを張って寝ることにした。寝る前に軽く宴会をして、仮眠をとった。
　朝起きると空には青空が見えていた。予想外に天気がよさそうでうれしかった。

　登山口まで車で行き、H谷さんが先頭で出発。登りだすとすぐに暑くなってきた。
ここのルートはあまり登山者がいなく、静かなルートだった。鉄塔を3本過ぎると藪が現れた。笹がすごい。すぐになくなるだろうと思っていたら、結局最後まで笹だらけ。半袖で登っていたら腕が何箇所も切れてしまった。薄い長袖を持っていけば良かった。山は木々の覆われ、森からエネルギーをもらう。しかし、藪こぎは延々と続き、次第に疲れていった。時折開けた景色が気分を紛らわせてくれた。
　休憩を2回ほどとり、ひたすら進むと小屋が見えた。ここから頂上までは歩いて15分らしく、小屋にザックをデポする。すぐに見晴台というところに着いた。H笠さんがヤッホーと叫んでいたのが印象的。みんなで写真をとる。
　頂上はここから少し離れているみたいだ。すぐにたどり着き、三角点を触る。ここでも写真をとった。天気が崩れそうなので戻ってご飯だ。
　小屋に戻ると、昼食の準備をした。今日はY形さんの提案で味噌ラーメンを作ることに。山で食べるラーメンはやはり最高にうまい。ビールも少し飲んだ。H谷さんは薬のせいか、ビールのせいか、しばし睡眠。まったりしたひと時だった。
　昼食を終えると、すこしあたりを散策。その後は、天気もあるので下山を開始。行きの藪をまた下るので今度はレインスーツを着ることにした。下山は思った以上に時間がかかった。途中で雨が少し降ってきたが、下っているうちにやんで、下山したときは晴れ間がでていた。気持ちよい山行だった。

　その後は、木曽路館という温泉に行く。ここは露天風呂もサウナもあってその上景色もよく、素晴らしい温泉だった。温泉で疲れを癒し、Y形さんはビールを飲んで気持ちよさそう。ご飯は妻籠宿で食べようとしたが、時間切れでアウト。数年ぶりの妻籠宿は相変わらずいい雰囲気。ゆっくり歩いて帰路に着く。
　日笠さんの運転で高速に乗る。渋滞もなく快調に進み、養老から僕も運転をし京都へ。滋賀を走っているときから何を食べるかを話し合ったが、結局ラーメンで落ち着いた。高安はこんでいたので九州ラーメン博多っ子に行く。空腹を満たし、解散した。

　みなさん、楽しい山行ありがとうございました。

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