京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | 山形、湯浅、藤田、日笠、遊部、亀島 |
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期日 | 2004年7月10日 |
山域 | 比良山系 |
山行形態 | ハイキング(ボッカトレ) |
ルート | イン谷口〜リフト沿い道〜釈迦岳〜から岳〜八雲ヶ原〜武奈ヶ岳往復〜八雲ヶ原〜から岳〜釈迦岳トラバース道〜リフト沿い道〜イン谷口 |
装備 | 日帰り装備一式、ボッカ用ペットボトル、ボッカ用石、ボッカ用鉄亜鈴、レインウェア、ツェルト |
文責 | 山形 |
10日は京都を出発したときは雨はやんでいたが、イン谷口に到着するや
いなや、バケツをひっくり返したような雨、おまけに雷までなっている。
行く道中、車中でボッカ用に汲んでいた18リットル入りのポリタンが
倒れ、どういう訳かポリタンが破壊してしまい、車中が浸水するという
ハプニングがあった。この日は、水害に見舞われる日とあきらめ、ズブ濡れ
覚悟で山に挑んだ。
ボッカトレということもあり、雨中でもテンションは下がらなかった。
大雨の中で、全員に15キロ〜25キロの荷物を持ってもらう。
体重計を持って行き、それぞれの重量をはかる。
はじめは重い目で、雷がこましになるのを見計らってスタート、午前9:30。
自分がどこまで耐えられるか、挑戦。
湯浅・・17キロ
藤田・・17キロ
遊部・・18キロ
日笠・・19キロ
亀島・・16キロ
山形・・24キロ
今は動いていないロープウェイ釈迦谷口駅近くで、2名2キロ荷物を軽くした
以外は、持ち上がれる。
釈迦谷駅で、再度荷物検査。
パッキングの方法、重量バランスを改善。
それぞれのザックを担ぎ、重くても担ぎやすいことを勉強。
雨に濡れたザックはプラス2キロくらいにはなっている。
ここからが核心、釈迦の急登がまっている。
ペースの違いはあるもののみんな無事釈迦岳にたどりついた。
ここでコースを考えたが、みんなの表情をみていると、まだまだ行けると言う感じ。雨でへこんでる人はいない。
かえってカンカン照りではなく、この方が涼しくて登りやすい、という・・元気だ。
とりあえず八雲までは行くことに・・しかし途中で雨が止み、青空が出てきた。そしてまるで初秋のようなすがすがしさ。
レインを脱いで、八雲へ、そして重いばかりではなんだろうと、重荷を下ろして、武奈ヶ岳へ・・
軽荷のありがたさ、ペースがぐんぐんあがる。
あっというまに武奈ヶ岳に到着。
みんなで雄叫びの「ヤッホー」
人は2人しかいない。ほぼ独占状態の山頂。
気持ちがいい。
八雲へ再び戻り、そこからは荷物を捨てて軽身に・・日笠さんと遊部さんには今度の南アルプス用にほとんどそのまま持ってもらった。
八雲はトイレもヒュッテもすべて閉鎖。
水道だけは使えた。
当初、堂満経由で帰ろうとしていたが、雨後の下山の安全性をはかり来た道を往復する。
から岳付近で再び豪雨に見舞われる。
でも、シャワーのようなそれは、とてもすがすがしい。
こういう雨は好きかも・・・自分でそう思った。
巻き道を通り、再びリフト沿い道へ。
そこからが非常に荷物が重く感じられた。
肩が痛い、ストックを使ってるからだろうか?
イン谷口に到着 午後6:20
行動時間約9時間(休憩含む)
みなさんご苦労様でした。
帰りの荷物がどれくらいになっているか、計ろうとしたが体重計が雨に濡れて壊れてしまったみたいだ・・
途中、ゆーとぴあ比良で汗(雨?)を流し、堅田の鍋焼きうどん屋でしこたまエネルギー補給。生き返ったー。
みんなをそれぞれの駅に送り、京都に帰った。
家に帰るとどういうわけか体重計がなおっていた。
もう一度濡れたザックにペットボトルを入れて、重量を計る。
27キロあった。
重く感じたのは疲労のせいだけではなかったようだ・・・
以上(山形)