京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | 津久井い 他 |
---|---|
期日 | 2004年8月22日 |
山域 | 六甲・蝙蝠谷 |
ルート | 哲学の道5.10c(2トライ)、コーナー5.10b、もういいでしょう5.9-(3トライ) |
山行形態 | クライミング |
文責 | iku |
1999年4月に蝙蝠谷には一回だけいったきりだ。その後入山禁止になってしまったので、ますます行く機会はなくしてしまっていた。1999年の時には対岸の岩場の「ホッカロン」や「おいでやす」など5.9ぐらいのルートにトップロープで取り付いていた。それでもホッカロンは難しかったのをいまでも記憶に残っている。
入山禁止が解かれたが、許可証の交付を受けないとクライミングは出来ない。今は右岸の岩場のみである。右岸の岩場は初めて見たが、かなりの迫力がある。最初は、哲学の道に取り付いたが全くだめだった。テンションを1ピンごとに掛けながら、何とか終了まで辿り着く。そしてもう一度今度はトップロープで取り付いたが、全くムーブも出来ず途中で下りてきてしまった。5.10cにしては難しいと思った。
次に「コーナー」にとりつきこれは、何とか恐がりながらもFL出来た。
そして次ぎに5.9だという「もういいでしょう」にオンサイト狙いで取り付いたが、2ピン目の上から落ちてしまう。え〜〜っ!! という感じだ。信じられない。気を取り直してもう一度取り付くがまた落ちてしまう。実はここが核心ではない。もう一度トップロープで登ったが、核心は上にあった。これが5.9-だとは…。
このルートを作ったHさんが横にいらした。そして「このルートは、ここも登れないと蝙蝠谷に来る資格はないというので、もういいでしょうというルート名をつけた」とおっしゃる。わたしはガックリ来てしまった。何年たっても、たいして上手くなっていないんだと、失望感でいっぱいになってしまった。ただ、思いっきり落ちた割には恐怖心が残らなかったのがせめてもの救いだった。そして、もう一度哲学の道と併せて登ってみたいと、いまでは思う。どこでも課題ばかり作ってきてしまう。