取立山(山スキー)

メンバー CL秦谷・SL山形・浅野
期日 2005年1月14日夜〜2005年1月15日
山域 加越国境 取立山
山行形態 山スキー
文責 秦谷

記録

2005年1月14日(金)

今回は、アプローチも近く適度に雪もある取立山。
メンバーは山形さんと浅野さん。経験豊富な二人と山スキーにご一緒できる日がようやくやってきた。

> 22:00 京都駅出発
> 25:30 (1:30) 南条SA
> 26:00 (2:00) 就寝
SAの建物の脇にテントを張る。ちょうど屋根もあるところで風雨の影響も受けず快適。
小宴会で入山を祝したあと、早々に寝る。

2005年1月15日(土)

> 5:00 起床
> 5:30 南条SA出発
SAの熱いお茶を飲んで出発。

> 7:20 取立山登山口(国道157号沿い、東山いこいの森)到着
国道脇に駐車。積雪は2m弱。

> 7:50 出発
装着したビーコンの挙動を確認して出発。
国道脇からシールを装着、9:20まで林道沿いに歩く。
ツボ足と覚しきトレースが認められたが、途中で切れていた。
雪は粗目。シールの裏に雪がまとわりつき、思うように進まない。浅野さんの持参されたワックスを適宜塗って対処。

> 11:05-11:15 取立山(1307)山頂
稜線には小さいながらも雪庇ができはじめていた。
やはり山頂が近づくと心が高鳴る。
土曜日なのに山頂には誰もおらず静かな山頂を独占。
ただ、時折聞こえるスキージャム勝山の案内放送が玉にきず。
1300mの山とはいえ、稜線の風をまともに受けるとさすがに寒い。白山がガスで隠れる前に手短に記念撮影、シールを外して下りの準備。
そこそこ滑れそうな斜面は一瞬で終了。「もう終わってもうた」

> 11:30-12:00 登山ルート上標高1100m、小休止
風も止み、法恩寺・経ヶ岳方面が望める台地状の場所で休む。山形さんの調理されたラーメンのお裾分けにあずかる。
1箇所傾斜が急な斜面はごまかしつつ、その他おおむね快適に下っていく。林道に入ると傾斜は緩くなりストックで押し出すように進む。
下るほどに雪質は粉状⇒モナカ状⇒シャーベット状に。たしかに重い雪だ。
国道脇の温度計は4度を示している。今日は暖かすぎる。
下山直後から雨が降り出す。雨は京都まで続いた。

> 12:55-13:15登山口
思ったより早く下りてくることができた。

> 14:15-15:10 美山森林温泉
浴場まで75段の階段を登ってアクセスする、木の香り漂う個性的なつくりをした温泉。
別名「みらくる亭」。
今日は下山が早かったため久しぶりに入ることができた。(この温泉では、16時から18時までは宿泊客を受け入れるため日帰り入浴ができない。これまで入れない時間帯に通過することが多かった)

> 17:00-18:00 敦賀市内にて夕食
山形氏が昨年山行の帰りに立ち寄られた店を紹介していただく。
地元の魚介類を贅沢にも食すことができた。

> 20:00 京都市内
帰りは国道8〜303〜161〜途中〜367号を淡々と通過して京都市内へ。

その他所感

今回初めて兼用靴で山スキーの下りを試してみた。昨年まで使っていたプラスチックブーツとは違って、足の重心が固定されており姿勢を制御できる安心感があった。兼用靴を履いてのシール登高も難渋せず、これでようやくルートに不安なく行けると安心した。

シーズンはじめに鈍った勘を取り戻したり、新しい装備の使い勝手を試すのに、(京都からも・登山口からも)アプローチが近く適度に雪もあり、半日で帰ってこれる取立山は手頃なエリアだ。
これまで縦走路を往復するだけだったが、次回以降は沢沿いの滑降も試して、このエリアをより深く知るきっかけをつかみたい。

最後に、僕の今シーズンの山スキー事始めにつきあっていただいた山形さん・浅野さんに感謝。

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