京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | 津久井い他3名 |
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期日 | 2005年2月3日 |
山域 | 大峰 |
ルート | 弥山 |
山行形態 | アイスクライミング |
文責 | 津久井い |
駅の道杉の湯8:00→林道駐車9:10→ゲレンデ11:15~4:30→杉の湯6:15→帰宅8:45
今回のメンバーは奈良山岳会のFさんとTさんともう一人はホシダでも前からお馴染みのtnさん(この方は少し若い)のおじさん3名とおばさんである私の4名である。前から大峰のアイスには近場なので行きたいと思っていて、地元でよくご存じのFさんにお願いしていて実現した。
しかし残念なことには今週の寒波で、雪がかなりつもり目的のシェークスピア氷柱群にはラッセルしていったら登る時間が無くなってしまうということで、途中のゲレンデでアイスを楽しむということになった。上部の滝は休み明けの雪の降らない最初の前半が狙い目かも知れない。今季にぜひとも行きたいものだ。
地図を見ていると、この地獄谷は右俣を詰めていくと、大普賢岳に続いているようだ。Fさんの話だと休日は人がいっぱい入っていて踏み固められていて、シェークスピア氷柱群まで1時間半ほどで行けるということだ。
慣れているので、いつもの通り川上村の役場の駐車場で待ち合わせにして貰った。そこからはTさんの車に便乗させていただき林道の入り口まで。道路も雪が凍りついている。この辺で50センチの積雪だということだ。車は通行止めという看板が出ている。
さっそく用意をして歩きはじめる。橋を渡って林道にはいると足がスッポリと潜る。全くトレース無し。しかし今回は最後尾を歩かせていただき助かる。林道を30分ほど歩いて終点の少し手前から山道に入る。最初はわかりやすいが途中から道がわかりにくくなる。わさびの保護のためのような柵がある。柵にはいり少し行ったところで、杉林があり、左手に急騰していくとゲレンデといわれている氷が見える。右の方は垂直の氷柱だが、5メートルほどしかない。ここはルートはいろいろ取れる。左に少し簡単な氷があるが、雪でかくれていたが登れた。両方の滝で交互に登って遊ぶ。今回は4人なので効率よく登れた。4時半近くまで遊んでいたようだ。その間雪は降り続けていた。
帰りは行きのトレースを辿り早く降りられた。道路の向かいのラーメン屋さんのご夫婦らしい人が凍結の防止剤をまいていた。「今年は雪が多いのですか?」と聞いてみると毎年こんなものだという返事だった。私は遊びにやってきて、楽しんで帰るだけだが、日々の生活は大変だなぁーと思う。こんなにも家から簡単に日帰りできるのだから、またぜひ来てみたいと思った。
役場で待たされていた私の車にも、雪が5センチほど積もっていた。