石徹白〜和田山牧場（山スキー）

所感

2005年2月21日（月）

　思いがけない振替休日を火曜日にいただけることになった。
　石徹白でも、平日ならばスキー場に出入りする車に支えることもないし、山も静寂に包まれているだろう。
＞20:30　京都出発（岐阜各務原〜白鳥　有料道路使用）
＞25:40　道の駅白鳥到着、車中泊

2005年2月22日（火）

＞　5:00　起床
＞　5:30　道の駅白鳥出発
＞　6:10　白山中居神社
　除雪終点近くの駐車場が除雪されておらず、鳥居の正面に車を置かせていただく。

＞　6:30　白山中居神社出発
　石徹白川を渡る橋には身長より高い積雪が乗っかっている。よっこらせと乗り越してここからスキーを履く。当然誰も入っていない。
　この数日気温が低く雪が継続して降り続いていたためさらさらの新雪の状態で積もっており、スキーを履いても膝下まで潜る。

＞　9:00　和田山牧場(1100)
　標高1000mを超えると傾斜は緩やかになり、植林帯を抜けると広い平原に出た。和田山牧場跡に出たようだ。
　さて、野伏ヶ岳まで半分の行程をやってきた。
　白山中居神社では膝下だったラッセルがここに来て膝上まで深くなっている。
　雪は静かながら依然降り続いているし、ガスも出ているため野伏ヶ岳はコンパスと地図でしか確認できない。
　おそらくこの状態で突っ込んでも尾根の途上で時間切れだろう。
　もうひとつ乗り気になれず、出発から3時間経過した小ピークで引き返すことにする。
　今回は厳冬期の石徹白を和田山牧場まで黙々とラッセル訓練したことにしておこう。

ガスの和田山牧場

橋を乗り越した

＞　9:30　和田山牧場小ピーク(1150)
　途中1名の単独行者とすれ違う。ラッセルのお礼を言われる。
　気温が上がっているようだ。スキー板に雪がまとわりつき何度も雪を落としながら下っていく。

＞　11:15　白山中居神社

　昨年3月の途中敗退、今回の和田山牧場での敗退、野伏ヶ岳とはなかなか縁がない。
　そもそも静かな野伏ヶ岳を味わおうとするとどうしても条件の厳しい時期になってしまうのだが、次回同じ時期に来るときは和田山牧場にベースキャンプを張るくらいの余裕を持って、ちょうどいいくらいかもしれない。

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