京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | シマ |
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期日 | 2005年10月21日(金)夜〜23日(日) |
地域・山域 | 山口県内 |
ルート | 山口県 宮野駅〜周南市大谷口 |
山行形態 | 無雪期縦走 |
京都21:25(JR¥540)21:59大阪 東梅22:40(近鉄高速バス ¥7750)7:28山口米屋町
山口7:52(JR¥140)7:58 宮野
宮野駅8:108:40R9分岐 9:45仁保の郷 11:30荷卸峠 12:45県24分岐 13:05沖の原バス停 (防長バス¥730)防府駅 ビジネスホテル¥5250
宮野駅(3)R9分岐(5)仁保の郷(4)荷卸峠(4)県24分岐(1)沖の原バス停
17k 4時間55分
防府駅(防長バス¥730)漆尾(徒歩1k10分)沖の原バス停8:20 8:40堀 9:35県9分岐 10:35島地温泉 11:50周南市大谷口バス停(防長バス)徳山駅(JR)広島駅 16:45(JR高速バス¥5500)22:05
沖の原バス停(2)堀(4)県9分岐(2.5)島地温泉(5)大谷口バス停
13.5k 3時間30分
バスが山口に着くころ、ちょうど雨が降り出した。しかもかなり寒い。ワシはいつもの事ながら半袖、半ズボンである。しかも最近なんとなく違和感のあった腰が痛み出した。テンションは一挙に下がり早くも帰宅モ−ドである。せっかく来たのだからと、ザックカバ−を取り出し傘を差し出発した。風が強く、傘が飛びそうだ。工場の軒先で休憩したりしながら休める場所では積極的に休憩した。R9号から分かれてR376号を行く。仁保の郷なる道の駅はにぎやかで、大きな休憩施設だ。ここでゆっくり朝食を食べながら行程を検討した。腰はかなり痛い。この先を北東に進み莇ガ岳に登る予定であったが雨の山に登る気にもなれず、ましてや腰がいつまでもつのかわからない。ここはコ−スを変更して、出来るだけバス道を通りながら東へ向かうこととした。荷卸峠付近では高速道路の高架下や、脇道のトンネルに逃げ込んで休んだ。やっと平地へ下りてきてバス停が現れだした。小さな集落が続くため、テントを張るには気が進まない。バス停で明日の朝にまたここへ戻ってくるバスがある事を確認しバスに乗り込んだ。防府駅で安くて大浴場がある宿をさがした。雨にも負けず、風にも負けず、寒さにも負けず…ワシは全敗である。おまけに腰痛にも負けた。雨が一瞬止んだので近くのス−パ−に酒を買いに行ったが、買い物を終え出ようとすると土砂降りである。傘を置いてきたので1時間ほど入り口で待った。何をやっても悲しい結果が待っている。明日になって腰が回復しなければ朝から帰ろう、そう決めて床に就いた。
なんとか歩けそうな気配なのでバス停へと向かったのだが、昨日確認したはずのバスがない。どうやら平日のダイヤを見ていたようだ。昨日のバス停へ戻るには昼頃のバスしかないのだ。とりあえず朝一番のバスに乗り込んだ。路線違いで一筋違う道を行くバスである。漆尾というバス停から約1k歩いて沖の原のバス停へたどり着くことが出来た。これから先も田舎歩きは慎重に交通機関を調べる必要がありそうだ。今日も国道376号沿いを東へ進む。あまり調子は上らず、3日間の予定であったが今日帰ろうと決めた。堀という小さな町を過ぎ川沿いを歩く。川は標高が低いところなのに水が澄んだ綺麗な川である。所々の川の深みにはペットボトルが浮いている。うなぎでも取るための仕掛けだろうか。R376とR489の交差点の大谷口まで行けばバスの本数も増えるだろうと考え、そこまで歩くこととした。1時間待ちであったが徳山駅行きのバスに乗ることが出来た。2日間で30kしか歩いていない。しかも山にも登らず、痛い腰を引きずりながらのアスファルト歩きであった。長い旅なので色々な事があるだろうが体調管理と交通手段には気をつける必要がありそうだ。しかし、山口県もなかなか通過させてはくれない。