京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | ヒカサ、イナノ、カワシマ、エノモト |
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期日 | 2006年6月3日 |
地域・山域 | 兵庫 雪彦山東稜 右カンテルート |
山行形態 | 無雪期アルパインクライミング |
去年よりアプローチが楽チンになった。道を知ってたからかな。カワシマ・エノモトペア、次回は一緒にアプローチ行こうね。正面へのとりつきも岡山の人に教えてもらってはっきり覚えた。次、正面いくときは、岩小屋のところに荷物をデポして、降りてきたら回収に行くことができそう。あと、首筋の日焼け対策これ肝心。稲野さん、手ぬぐい貸してくれてありがとね。日光でかなり消耗してしまった感あり。チョコラCCお肌の回復を図らねば。うわさの蛭には出会わなかった。けど、虫にはいっぱいさされた。蛭には、エアサロが効果あるらしい。それから蜂が怖かった。でかすぎ。喉に止まられたときは死ぬと思った。それからそれから・・・やっぱ、雑なのはよくない。わたしの登攀テーマというか人生のテーマとして「洗練」がキーワードになった(と緑の中でイナノさんに宣言)。日常生活から何事も丁寧に合理的でありながら、美しくを心がけることが大切だ。登攀中の結構深刻なときにそんなことを意識しなくてもできるようになっときたい。冷蔵庫を足で閉めたり、車のドアをバン!とやったり、床にあるものをちょっと足でよけたりするのやめます。あーあ、お茶やめるんじゃなかったかな。いや、お金がないからし方ない。山に関係ない話ですいません・・・
2年ぶりの雪彦。2年前に岩講習会でよく行っていた。懐かしいなぁ〜と思いながら6時半ごろ駐車場を出発。私のパートナーはヒカサさん。今日の目的は「ザイルワークを早く的確に行う」だ。私たちは東稜と右カンテルートを、エノモトチームは東稜を2回登った。ヒカサさんと組むのは4月に御在所前尾根にいった以来。第2段。
登山道に入りすぐに、エノモト・カワシマチームと別れた。というのも私とヒカサさんは大曲と書いてある看板がある分岐点を沢のほうへ下っていったような記憶があったが、彼らは上からだということで、別れて行くことになった。東稜の取付きでおそらく会うだろうと思っていた。
小さな沢を渡り、尾根を登っていく。少し悩んだが駐車場から30.40分ほどでなんとか東稜取付へ到着。エノモトチームはまだ来てないようだ。準備をして7時40分、まだ彼らは来ない。どうしたんだろ・・・不安になる。まさか先に行ってしまったのか、いやそんな早くないだろう。でもいっこうに来る気配がない。やはりあの分岐点を上に行ってしまったのは間違えだったのでは・・・。ヒカサさんと相談してあまりにも遅いので、出発する(8時)ことにした。
ヒカサさんが1ピッチ目をリードしたことが無いということで、彼女からスタートとなった。ピンが無いといいながらどんどん高度をあげていった。私もセカンドで登る、朝一のクライミングはやはり怖い。
セカンドからリードに切り替えてスタート。しばらくして、あーーギアを貰うの忘れたことに気づく。クライムダウンは無理。ハーネスにわずかだがついていたカラビナとスリングで登ることに。おそらくピンも少ないから大丈夫だろうと願って。無事到着。ヒカサさんのビレーをしてるころやっとエノモトチームが取付にきた。夕方駐車場で待ち合わせということで別れた。
問題なく登っていく。ピンはなくほとんど立ち木で支点を作ってのぼっていく。東稜の核心の手前で終了。
東稜の核心部分。クラック状になっているので体を中に入れていくとザックがひかかり登りにくい。身体を外に出して登っていけば快適だ。(写真無し)
このあたりから正面の取付きテラスが見える。カンテ状を登る。
暑くて疲れ気味だったが問題なく終了。
地蔵岳頂上で岡山からこられていた方に取付場所を教わった。下山途中の展望岩手前20メートル付近から沢のほうへ入る。そのまま沢を横切って左へ進むと、フィックスロープがかかっている。それづたいに左へいくと取付に到着。正面のダイレクトルートと加古川ルートにとりついているパーティがいた。
過去に取り付いたときにリードで行けずオールセカンドで登ったことがあった。リベンジしたくてリードをさせていただくことにした。順番待ちしている時かなり緊張した。4ピン目までまっすぐ上に登り、それから右へ進んでいく。苦手なトラバースだ。「ザイル5」というヒカサさんの声がした時点でリングボルトが見えた。やっと終了点だ。
距離的に短かったが、次の支点がどれぐらい先にあるかわからないため、ここでピッチをきることにした。
最初に1ピン目をとったのが失敗だった。ザイルの流れが少し悪くなり重たかった。カンテ沿いに登っていく。途中めっちゃでかい蜂が近くにとんできて大声をだしてしまい岩にへばりついてしまった。怖かった。まだかまだかと思いながらやっと支点発見。リングボルトが4個もあり、腐ってなさそうなものを選んで支点をつくる。比較的綺麗だった。
ザイルを綺麗に整理していたのにいつのまにかほどけて絡んでいた。ヒカサさん、ザイルが重たかったと思います。ごめんなさい。
次回は地蔵岳正面のダイレクトか加古川ルートをチャレンジしにいきたい!!