京都雪稜クラブ - 若さ溢れるオールラウンドな活動 −京都岳連加入−
メンバー | フクザワ、ハタヤ、ニシムラ |
---|---|
期日 | 2006年9月8日(金)夜〜9月10日(日) |
地域・山域 | 中央アルプス 正沢川細尾沢 |
山行形態 | 沢登り |
文責 | ニシムラ |
大田切を目指すのは今年3回目、一昨年に1回、もう行けるころだろうと思っていた。しかし、行く週の後半に大雨が降り、とりあえず中アの沢には行こうということで正沢川へ転進になった。もちろん正沢川もいい沢なのだけれど、ちょっと無念。
職場の関係で遅くなり、京都駅で二人を待たせてしまう。飲みすぎていたので爆睡。あっという間に中津川。コンビニで買出し、まだ酒が残っていたため、明日の酒のことなど考えられない、ビール一本でいいやと思うし、おつまみも気合を入れ損ねてしまった。これは失敗。木曽福島の道の駅で仮眠。トラックのエンジン音がうるさい。
朝、山のほうは霧がかっていてどう見ても天気よいとは思えない。木曽駒のスキー場に駐車。スキー場から林道にはいり、入渓点で少し迷うが素直に行けばよかったようだ。小雨降る中、入渓。ゴーロ帯を順調に進む。天気は悪いが涼しくて気持ちよい。日程的に相当余裕があるので大休止をとりつつゆっくり進む。2回の沢の分岐を経て30mの滝に当たる。直登も可能かもしれないし、岩がもろそうだし、ちょっと見た感じ分からないところもあり、トポ通りにまく。まきも結構岩がもろい、途中で草付きに行けばよかったのかもしれないが、ルンゼを登るとさらに岩がもろいのでフクザワさんに先にいってもらってロープで確保してもらう。滝の上に抜けると渓相は開けてナメと小滝が連続する。天気も晴れてきて気持ちいい。遠くには低木の稜線が見えてきてアルプス的な感じでいい。
トポに載っていた幕営適地について、まだ2時だがここを泊まることにする。すぐ上にはナメ滝、遠くには稜線が望めてなかなか気持ちいい場所だ。薪もいっぱいあるし。昼寝したり、しゃべったり、のんびりと時間を過ごす。釣りはできなかったのだけれど。そろそろということで焚き火と料理にかかる。カレーにジャガイモ入れすぎて肉じゃが状態になる。底のほうはちょっと味が薄いし、うーんこれ
はいわゆる失敗だなー。と密かに思ったが、まあいいとしよう。
いつものように焚き火で宴会。今回は準備不足、酒、焚き火で焼くものが足りない、痛恨。さすがにフクザワさんはちゃんと十分な準備をしていたが、これも経験の差ということか(?)。ハタヤさんあのチョコレートはいただけません。(健康食品ですか?)
次の日、天気よい。ナメ滝を快適に遡行する。次第に水がかれ、稜線に近づくとガレ場の急登になる。遠くには北アルプス、南アルプスが雲海の上から顔を見せていた。もう十分登ったというところで木曽駒ヶ岳の山頂。山頂には人が多かった。なかなかのいい展望。昔に来たときの印象がまるでなかったのでこんなにいいとこだったかなと意外に思う。天気がいいので宝剣まで行こうかという話をしていたら山頂はガスに覆われてきてもういいかということに下山となる。下山中、肩首がものすごく重い。朝に伸びをしたときに肩をいわしたのが効いているようだ。途中の小屋がストーブつきですごい立派だった。昼過ぎに下山。温泉によって帰る。温泉はなぜかボタン式の電動の蓋付で、びよーんて蓋が開くのを待つ間がなかなか微妙で面白かった。
果たして来年(?)は大田切にいけるのだろうか?4度あることは5度あるというし‥。