屋久島 黒味川遡行〜淀川下降(沢登り)

山行 屋久島 春合宿
メンバー T嶋 I野(文責) F上 S口
期日 2007/4/27-5/6
山域・ルート 屋久島 黒味川遡行〜淀川下降
山行形態 沢登り

コースタイム

4月27日

 18時半京都出発→20時梅田→夜行バスで鹿児島へ出発

4月28日

 7時鹿児島天文館→13時10分トッピー出発→屋久島宮之浦→栗生→出発→入渓240地点仮眠

4月29日

6時起床→
7時5分出発ケヅメ手前240地点黒味川入渓→
8時〜10分休憩370地点→
8時45〜9時5休憩420地点→
10時40〜45軌道跡トンネルぬけて休憩505地点→
11時50分565地点→12時35〜40分585地点→
13時20分655地点→
14時10分七五谷分岐680地点→
16時15分メンガクボ分岐857地点→
18時林道泊地980地点→21時就寝

4月30日

6時起床→7時半出発→
8時半休憩1105地点→
9時35分1175地点→
10時45分1265地点→
11時40分1345地点→
12時35分1430地点13時半→
14時40分1470地点→
15時10分1520地点稜線→19時就寝   

5月1日

6時45起床→出発→11時40淀川小屋→
12時半淀川登山口→紀元杉→案房→
16時45観光案内所→
民宿ハッピ→お風呂→スーパーわいわいランド→
18時半雲水晩御飯→20時半就寝  

5月2日

6時起床→7時半民宿ハッピ出発
→8時10フェリー太陽 宮之浦出発→
10時半口永良部島着→
10時半民宿くちのえらぶ着→
12時温泉めぐりへ→
13時寝待温泉前昼食→
13時半湯向温泉→
15時半民宿戻り昼寝→
18時半晩ご飯→22時就寝  

5月3日

7時半起床→8時朝食→9時15出発→
10時15登山口着→
11時15古岳火口→
11時25古岳ピーク→
11時55新岳ピーク昼食12時半出発→
13時25野池昼寝14時出発→
14時半休憩14時50出発→
15時20登山口→小学校→16時半西の湯17時→
17時25民宿→
18時半晩御飯→21時半就寝  

5月4日

6時半起床→
7時寝待温泉→
8時朝食→
9時半民宿出発→
10時半フェリー出発→
12時5宮之浦着→
13時半ガジュマル公園→1
4時12バス→
14時半永田着→民宿→永田散歩→
18時半晩御飯→
19時半就寝  

5月5日

7時半起床→
9時永田発バス→
9時40宮の浦→
12時宮の浦発バス→
12時40案房→
13時40フェリー→
15時45鹿児島→
19時40夜行バス→7時大阪→9時京都  

 

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【記録】

 

4月27日 晴れ


午後有休をとり沢の準備をした。18時半の京阪特急にのり東梅田7番出口へ向かった。バスは20時20分発。急遽T村さんが来れなくなったので4人で行くことになった。20時に集合ということでT嶋・私・F上3名はそろったがS口さんが来ない。どうしたんだろ。不安になり携帯へかけた。すると西梅田のほうにいる様子。間違えたらしい。そもそも電車も乗り遅れたみたいでギリギリに東梅田に着く予定だったのに、出口を間違えたらしい。場所がわからないので人に聞きながら行くと言って電話をとりあえず切った。
時間通りバスが到着し荷物をのせ、運転手に友達が遅れていると伝える。運転手に待てないと言われとりあえずバスに乗せられた。どうしよ・・・。不安でもう一度携帯にかけてバスからおりて運転手へ交渉する。すぐ近くまで来ていると確認がとれて、走ってくるのが見えた。ふ〜、間に合った。ザックを担いだままで乗せられてすぐに出発した。あともう少し遅れていたら待たずに出発していただろう。初日そうそうハプニング。これから先9日間どうなることやら。

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4月28日 晴れ


鹿児島天文館で下りて朝御飯を高見食堂で食べた。お天気が4月30日・5月1日と悪そうなので打ち合わせをした。林道をつめてメンガクボの手前から入渓しようかとか、先に口永良部島へいこうかとかいろいろ案が出たが、当初の予定通り29日に入渓することになった。
そうと決まったら行動食を買いにいくことに。駅前のダイエーへ向かった。行く途中で鹿児島歴史資料館に寄り道してから行動食を買い、昼御飯に黒豚を食べに「黒福多」という店へ行った。1,600円ほどの定食でカツがめっちゃ大きい。とても軟らかくて美味しかった。
フェリー乗り場へ向かいトッピーで屋久島へ向かった。15時半頃屋久島へ初上陸。ずっと行きたかった屋久島だ。興奮した。観光案内所へ行ってバスの時間等色々聞いて、沢の用意をして観光案内所の倉庫に荷物をあずけて(3日間500円)栗生へ向かった。バスでは時間が遅くなるのでタクシーでいくことに。約12,000円ほど。夕方栗生についてまだお腹がへってなかったので海や町をぶらぶらしてから観光案内所のおばさんお勧めの蕎麦屋にいった。楽しみにしていたのに閉まっていて、ぶらついている時に見つけた唯一のスーパーへ今晩の御飯を買いに行った。黒味川を眺めながら食べて(ちらし寿司・赤飯・豆腐・トビウオの刺身・サラダ・カップラーメン)、入渓点まで1時間ほど林道を歩いて仮眠。

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4月29日 晴れ


橋ケタ跡の側から入渓。屋久島の沢は巨岩と聞いていて、どんなスケールの大きい沢なのかとても楽しみだった。そしてついに足を踏み入れた。そこは今までに見たことも歩いたこともない沢の始まりだった。Y君からいただいた太田さん作成の遡行図がとても役立った。少し沢の中を歩き、最初はとりあえずひたらすら巻き。一度懸垂をして沢に下りてまた右岸から巻いて行く。暑くて暑くて沢がこいしくなる。ケヅメも右岸から大巻き。上から沢を見るとすごい迫力。あんなところ歩けません。とても細かく詳しく遡行図を描いた太田さんすごいなぁ。巻きながら何度も確かめながら進んだんだろうか。遡行にどれぐらい時間かかったのだろう。ケヅメの巻き途中で2回ほど休憩をとりいったん沢へ下りた450地点。わーい水だ水だ生き返る。天気がいいので巻きがつらい。また右岸から巻く。遡行図にはいったん沢に下りてるようだが我々はそのまま大巻きして軌道跡のトンネルまで行き、くぐって休憩505地点。そしてまた右岸から巻く。空身でトップで登り、荷揚げとスリングを準備した。ちょいとクライミング楽しい。
しばらく巻いて510地点沢に下りた。ふ〜ここからやっと沢を楽しめそうだ。
しかし、のんびりした沢を楽しむというより巨岩をいかに上手く交わしていくかがポイント。右か左か真ん中かとか考えながら無駄な体力を使わずクリアしていかないといけない。今回トップを歩かせていただくことが多くとても良い経験をさせていただいた。どうやって交わしたらいいかルーファンしたり、上手く交わすことができた時がとても楽しくて、次から次へとどんどん進みたくなる。1447に突き上げる枝沢530地点を通過して右岸を巻いて進む。
スリングを出したり肩をかりて越えたり泳いだりしながら14時過ぎ七五谷分岐点に到着した。そして休憩をとりながら16時過ぎにメンガクボの出合に着いた。今日の泊地は雨のこともあるので980地点の林道まで行こうということで頑張って進んだ。メンガクボに入ると記録に書いてあったショベルカーがあった。なんでこんなところに。何十年もここにあるらしい。しばらくいくと今日最後の核心、7メートルぐらいの連滝(3個)の巻きである。地図を見るとけっこうな傾斜。1個目の滝の手前から右岸から巻かないといけなかったのに、つっこんでしまい滝を越えることができず懸垂で1個目の滝の下まで戻る。それに気づいたのが17時ぐらいだった。この滝を明日越えるかどうするかとリーダーから相談を受け、まだ明るくもう少し頑張れそうだったのとここら辺で泊まるのは・・・と悩み、今日越えることにした。気合をいれ右岸から大巻き始めた。滝の落ち口で沢に戻らずそのまま巻いて林道に出ることにして進む。リーダーがトップで進み、上から林道が見えた。わーお林道だ!!しかしそこから林道へ向かって下るのは斜面がきつく、懸垂で下りることにした。2本のロープを連結して30メートル弱空中懸垂をした。18時着。 沢より若干西の林道地点に着いてそこの広場で泊まることにした。そこからは夕日と素晴らしい七五岳が見えた。日本とは思えないどこか外国のような勇ましい山だった。かっこいいなぁ〜。
濡れた身体を焚き火で乾かし、ツェルトをたてることができなかったのでひいてその上で4人並んで寝た。

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4月30日 晴れ曇り夜雨


今日は980から1520まで高度をあげる。1400付近まで急そうだ。5時ぐらい寒くて目が覚めてウダウダと6時ぐらいまでシュラフに入っていた。するとポツポツと顔にあたった。雨や!!とリーダーの声でみんな起き上がる。慌ててシュラフ等を片付けて降ってくるのか?と思ったらその瞬間だけで終わった。よかったよかった。
まずは堰堤を左岸から越えて沢に入渓。巨岩が連続する。巨岩だけでなく、倒木があったりと上手く交わして行く。後ろを振り返るとかなりの高度を登ってきたのがわかる。ザイルをだすことはなかったけど、スリングや手でフォローしながらグングン登って行く。今日は遡行図が役に立たない。高度を確認しながら、上部のナメを目指して進む。本当にこんな巨岩からナメに変わるのだろうか。1400付近あたりからあの岩を乗っ越したらと思いながらすすむ。すると1430付近を超えたあたりで急にナメに変わった。うわ〜!!別世界。今までの巨岩が信じられないぐらい穏やかだ。ここで1時間ほどお茶をわかしてラーメンを食べたり、石に敷き詰められてコケの上に寝そべったりして休憩した。
そして登山道を目指してナメを進む。1450地点の二俣を左俣へ進み沢をつめていく。1480地点の二俣で水をくんで右俣に進んだ。歩いても歩いても高度はあがらない。しかもだんだんブッシュや倒木・枝があり歩くのに邪魔でうっとうしい。記録に素晴らしい綺麗なナメとかいてあったので、登山道までルンルンかと思っていたら最初だけだった。まだかまだかと言いながら長い詰めが終わり登山道へ抜けた。うー最後まで苦しい沢だ。綺麗で感動したのはあの1430地点の一瞬だけだった。
データロー岩屋があると記録にあったので荷物をデポして探しに行く。見つけることが出来ずもどってきて、今日のテン場を探しにウロウロと歩いた。詰めた場所のすぐ側がなだらかになっていて快適そうだ。今晩は雨が降る予報だったので、今回初めてタープとツェルトを張った。晩ご飯を早く食べ、食べ終わった頃からポツポツと雨が降りだし19時頃にシュラフに入った。なんてタイミングがいいんだ!!
夜は激しく雨がふってシュラフや頭顔が濡れて大変だったけどなんとか休むことが出来た。

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5月1日 雨のち晴れ


一晩中降っていた雨で濡れて寒い朝をむかえた。雨が降る中、朝御飯をタープの下で食べ出発の準備をした。雨で荷物がドロドロ。でもそんな雨も出発する頃にはあがった。
今日は淀川を下降して淀川小屋へむかう。泊地から少し登山道を歩き、東向きを確認し1500付近から淀川右俣へ向かって谷へ入っていった。すぐに水がチョロチョロとでてきた。方角が東ではなく南を向いている。おかしいなぁと思いながら谷を進む。藪こぎというより嫌なぐらい倒木があり避けながらどんどんと谷を下る。だんだん東に向きが変わり少し大きな沢へ出た。どこか右俣の枝沢から下りてきたんだろうと判断する。空は青空で今朝までの雨が信じられないほどとても良い天気になった。水・木々がキラキラしていてとても綺麗。しばらく進むと9時12分左俣との分岐点に到着した。メンガクボよりとても綺麗で気持ちよいナメだ。なんて素敵なんだろう。9時55分1415地点の分岐点に到着。この先は激しいので右側から巻いて沢へ戻った。どんどん穏やかになり川幅が広くなる。11時15分1385地点の分岐点へ到着。淀川小屋まであと少し。あー沢が終わってしまう。残りの沢をじゃぶじゃぶと歩いていく。景色はとても綺麗であきることがない。水は下流になってもすきとおっていてとても綺麗。そして11時半過ぎ小屋の橋が見えた。今まで腰まで浸かるのをさけていたけど、最後だと思うと橋の下まで沢の中を歩いていこうと思いそのまま突き進んだ。う〜冷たい。でも我慢。最後の最後まで沢を満喫し林道へあがった。11時40分淀川小屋到着。 本当に素晴しい屋久島の沢を満喫することができた。水はすきとおっていてとても綺麗だったのが印象的だった。
あとは林道を40分ほど歩き登山口へ到着。バス乗り場紀元杉まで行き、15時のバスを待つことにした。2時間ほど時間があったので濡れた装備を道路に広げて乾かした。
F上君は大学山岳部の合宿メンバーと淀川小屋で合流するということで、ここでお別れをして我々3人は宮之浦にデポしたお風呂セットをとりにいくことにした。
宮之浦へ戻り民宿ハッピ(素泊り2500円/人)を紹介していただきむかった。民宿でお風呂に入って、翌日行く口永良部島での行動食をわいわいランドへ買いに行き、晩御飯をたべにいった。晩御飯は観光案内所で紹介していただいた民宿ハッピ近くにある雲水へいき、屋久島料理の懐石をいただいた。(2650円/人)民宿に戻り久しぶりの布団で休んだ。

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5月2日 快晴


民宿ハッピのご主人が向かえにきてくれてフェリー太陽(2,050円/人)に乗り、口永良部島へむかった。出発時はどんな島なのかワクワクだったのに、しばらくして地獄をみた。波がとても荒く、船が揺れて揺れて乗ってすぐに気分が悪くなり寝てるのもとても辛く大変だった。両サイドの2人はゲロゲロで、まわりからもゲーという声が聞こえてくる。みんなやられてるようだった。私はゲロにはならなかったが胃が気持ち悪く、今回の旅で一番の核心だった。なんとか島に到着し3人とも白い顔をしてフラフラで船から下りて、港でしばらく座り込んでいた。迎えに来てくれた民宿のお父さん(S二さん)もびっくり。休憩後車に10分ほど乗って「民宿くちのえらぶ」に到着した。民宿のお母さん(Y子さん)から気持ち悪い時に利くという梅干をいただき島の話を聞いた。だんだん胃のムカムカがとれて、今日は山登りは無理ということで島巡りと温泉へ行くことにした。この島には3個温泉(寝待・西の湯・湯向)があり一人200円。湯向以外は混浴。12時頃民宿の車をお借りして出発した。
まず寝待温泉へむかった。寝待の立神と言われている岩の前で昼飯を食べて温泉をみにいったら、地元のおばさんとおじさんが入っていたのでさすがに混浴は無理と思い湯向温泉へいくことにした。
この島には鹿・牛・馬がいて鹿と道路でもしぶつかったら、その鹿を持って帰って食べてもいいらしい。何度か鹿に遭遇したがぶつかることはなかった。道はアスファルトではなくコンクリートで白線も信号もない。倒れてる竹を避けながら走る。時速30.40キロほどで走らないと危険。
湯向温泉は男女別々なのでのんびりゆっくり入ることが出来た。そして海を見に行き、他の温泉をまわる元気はなく民宿へ戻った。
縁側で横になり本を読んだり昼寝をしたりとのんびり過ごして昨日までの沢で疲れた身体を癒した。18時半頃から晩御飯をいただき、我々以外の宿泊されてる方と22時頃まで語り合った。

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5月3日 快晴


この日は昨日行けなかった口永良部島の山「古岳」と「新岳」を登りにいくことにした。標高は古岳638メートル、新岳657メートルの火山である。民宿のY子さんは低い山だけど、とてもスケールの大きく素晴しいと教えてくれた。楽しみである。登山口は3箇所ぐらいあるみたいで、湯向まわりからいって200メートル付近の登山口から登ることにした。登山道はピンクのテープがついていて迷うことはない。新緑がとても綺麗で気持ちがよい。しばらくすると木はなくなりゴロゴロした石がでてくる。お天気がとてもよく、日陰がないので暑い。まずは古岳へ到着。火口から煙がモクモクとでている。さすが火山の山。ピークからは島の西の半島がはっきり見え、向かいの新岳が大きくみえた。標高600メートルほどの山とは本当に思えないほどのスケール。新岳657メートルのピークへ到着し、ここで昼食をとることに。民宿で作っていただいたおにぎり弁当、屋久島で買ってきたカップラーメンにタン(肉)。
満腹になったところで野池のほうへいくことにした。池と聞いていたので水があるのかと思ったら、水はまったくなくカラカラで、鹿がたくさんいた。民宿に帰ってから、野池に鹿がいるということはしばらく火山は起きないとY子さんから教えてもらった。動物はとても敏感ということらしい。なるほど!暑い炎天下の中、野池で昼寝をしてから下山した。
途中、S口さんの提案で煙がでてる岩に鍋をおいて湯を沸かしてコーヒーを作ってみよう!!ということになった。これがまたすごい、沸騰はしなかったもののけっこう熱いお湯になった。びっくり。そして30分ほどで下山した。
西の湯の温泉に行くのに本村を通っていった。途中小学校によって国指定天然記念物「エラブオオコウモリ」見にいった。島の小学生は4・5人ほど、中学校と同じ敷地。小中で10名ほどだったような。現在島の人口は150名ほどで、あと100名ほど増やそうとされているそうだ。
温泉は露天風呂で誰もいなくて貸切だった。この温泉は時間によってはお湯がたまってないこともあるようだが、今日は女湯も男湯も両方湯がたまっていた。お風呂からあがり、海を眺めていたら海に入りたくなりT嶋さんが飛び込んだ。私もいいなぁって思って続いて海へ!!初泳ぎ。
一日中遊んで17時半民宿に戻り18時半に晩御飯をいただいた。今日はお酒が上手い!!
晩御飯にY子さんおすすめの鹿の生肉をいただいた。まわりを少し炙ってあり、味・見た目はカツオのたたきみたいな感じで生姜とポン酢で食べた。けっこうあっさりしていて臭くなくgood!!

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5月4日 快晴


口永良部島最終日。フェリー出発まで時間がるので、まだ入ってなかった温泉「寝待」へ民宿に泊まっていたメンバー全員5名でいくことになった。(我々3名他2名)
この温泉のお湯は、白色で暑すぎずとても気持のいい温泉だった。朝から温泉に入りお腹をすかして民宿にもどり朝食をいただいた。9時半ごろ民宿のご夫婦とお別れをした。
(1泊2食付 2泊&民宿の車レンタル&お昼おにぎり弁当:合計42,200円/3名
 食事はボリュームたっぷりで完食は無理だった) 行きでおそろしい体験をしたから帰りのフェリーが怖かった。みんな酔止めの薬を飲んで、Y子さんに教えていただいた船の2等室の一番酔わない場所を陣取り、進行方向に頭を向けて、船の揺れにのって寝る準備をした。あ〜出発するドキドキ。おとなしく横になる。30分ぐらいたっても気分がいい。しかも揺れがまし。あれれ?今日は大丈夫かも。そんなことでS口さんが起きあがり部屋からでていった。ひえ〜強い、私とT嶋さんは怖くてまだ横になっていた。S口さんがしばらくして呼びにきた。上にいったら気持ちいいからいこうというのだ。怖いなぁって思いながら起き上がり一緒に上に行く事に。海風をあたりながら屋久島を眺め、酔うことも無く宮の浦へ無事到着することができた。よかったよかった。

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5月5日 曇りのち雨


最終日。あれだけ寝たからか超すっきり。今日の天気は午後から雨が降るとのこと。宮の浦へまず出て、屋久島資料館を見に行きお土産を買いにいった。お土産にはやっぱ地元の焼酎「三岳」を買った。お一人様2本までと制限されていた。それと「たんかん」が有名なのでたんかんパイを買った。
お昼12時頃宮の浦を出て案房へ行き、昼食を食べてフェリーに乗り込んで鹿児島向かった。鹿児島に着いたら雨がパラパラと降っていて、することもないので銭湯に行く事にした。銭湯からあがって、ダイエーの中のベンチに1時間ほど座ってぼっとして、晩御飯に黒豚を食べに行った。ここの黒豚は初日に食べた黒豚ほど美味しくなかった。残念。
チンチン電車に乗ろうということで、電車で夜行バス乗り場の天文館へ向かった。出発まで少し時間があったので本屋により、前から九州の山や沢に興味があったので吉川満さんの「九州の山歩き」という本を買ってバスに乗り込んだ。そしてゆられゆられ大阪へむかい、京都に翌日6日の朝9時頃帰ってきた。
長い長い島の旅が終わった。あーそれにしても今回は本当に充実していたなぁ。沢・島・食・人・天気と全てにおいて最高。本当によく遊んだ、感謝感謝。


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