雪彦山不行岳北東壁・温故知新
山行名 |
雪彦山不行岳北東壁・温故知新 |
メンバー |
L:ヒカサ タカハシ |
期日 |
2007/7/8 |
山域・ルート |
雪彦山不行岳北東壁・温故知新 |
山行形態 |
岩登り |
コースタイム
-
5:00京都―7:30東屋に駐車―7:40出発―8:20とりつき―前パーティを待つ。9:30くらい登攀開始―16:00くらい終了・懸垂で下降―17:00とりつき―17:30駐車場―雪彦温泉後帰京
記録
ヒカサ
今回はいなっちが裏切って沢に行ったので、ひろきさんが付き合ってくれることになった。
梅雨の合間にお天気に恵まれた。
アプローチのヒルに備えてエアサロを足と首にし、ズボンのすそを靴下に入れて出発。したけど、とりつきに着くまでヒルはいなかった。ひろきさんによると○○鮮の核問題が安定しているかららしい。うーん、雪稜的国際社会問題的登攀だ。
ちなみに、血液型BO++のひろきさんとA−のわたしでBOA−(++)っと事故をしないように行った。(らしい。)
1Pひろきさん、2Pわたし、3Pひろきさんと進んで、前回間違えたところに到着。北壁バンドのブッシュのルンゼをわしわしと10m以上登ると、ぴかぴかのペツルのラッペルステーションが出てきた。おお!これか。ロープの長さとしては続けてリードできるけど、流れが悪くなるのと、登攀が見えないのでセカンドも同じところまであがった方がいい。4Pからは、ひろきさんは久々だからひかっちに譲るとのこと。まじょ〜、ほんまですか〜、行っていいの?!ってことで、リードさせてもらった。4P目はピン感覚は近くて安心。とてもきれいなハンガーのボルト。5Pは少しピン感覚あるけど、クラックに0.5のカムを使用できる。少し前傾しているのでかぶっているように感じたが、ビレーポイントから見たらねているとのこと。6Pはちょっとスラブとかちょっとハングがあって楽しい快適の50mの長いピッチ。終了点が肩の奥にあるから声が下に届かないので、壁近くまで行ってビレーしたほうがよかったかな。フリーで完登。あああ〜、楽しかった。次回は大天井岳まで抜けて帰りたいな。ひろきさん、ありがとうございました。
それにしても、4Pの「切れ切れバンドを左にトラバース」とか、5Pのクラックの下の松ノ木とか、東北壁ルートによく似ている。トポもつじつまがほんとによくあうし。まったく同じ形状の岩稜が20mほど離れてあるといった感じだった。温故知新からは少し東北壁ルートが見えた。
雪彦温泉は600円。夕方6:00まで受け付け、6:30で露天のお湯がとまって、営業は7時まで。いいにおいのするおふろだった。ヒノキ?スギ?ボディシャンプーはグレープフルーツの香りだった。とてもおすすめです。
ちなみに、ETCで6時までに京都南からインターに入り、いったん加西で降りると、高速代が1450円+400円になってお得。帰りは6〜8時の間に福崎から入って8時以降でも大山崎で降りると2200円でお得です。
タカハシ
昨年開拓されたばかりということで、どのようなルートかよく把握できず、HPで公開されているトポと山行報告を参考に、兎も角行って見た。
「ひさかたの」本番アルパインで梅雨時。「あめがふらぬか」岩が濡れていないか、心配であったが行ってみると普通の状態で一安心。
三ピッチ目のカンテは爽快で楽しいピッチ。快適に登攀できた。
上部三ピッチのフリー5.10a/5.10b/5.10aは、一つ一つの動作はできるものの、登っていくと体の重みに耐え切れず、思わずフィーフィー登場!掴みあり鐙有りの何でも人工となってしまった。今度はフリーで最後までスカッといきたい。
でも、このピッチは非常に楽しい思い出に残るルートです。
開けて快適で登るにつれて緑の美しさのよく分かるルートでした。
ヒカサさん、一緒にいってくださってありがとうございます。今年はそんなにアルパインはいけないかと思っていましたが、いけてよかったです。私は文字通り後ろにくっついて行くじょうたいでしたが、今度行くときは、もっとBMI値を下げてリードで快適にいけるように努力します。よろしく。
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