雪彦山不行岳北壁・温故知新
山行名 |
雪彦山不行岳北壁・温故知新 |
メンバー |
L:I野(文) M(下京山岳会) |
期日 |
2007/9/8 |
山域・ルート |
雪彦山不行岳北壁・温故知新 |
山行形態 |
岩登り |
コースタイム
-
出町柳5時→駐車場→出発9:40→取付10:50→登攀終了14:50→大天井岳
15:40→下山16:30→雪彦温泉→京都21:15
記録
5月末に相棒と行ったときルートを間違えてしまったので、そのリベンジに行くことになった。今回一緒にザイルは組んだのは最近沢に一緒に行ってるMさん。相棒H笠さんは5月末の後すぐにT橋さんと行ってしまったので、先週湯檜曽へ行ってる時に誘ったのだ。そしたら前からいきたかってんと、とても嬉しいお返事をいただき行く事になった。Mさんとザイルを組んで岩を登るのはお初。ここ最近フリーをまったくしてないのと、チンネ以来の岩なので緊張していた。
通勤割引を使うために5時過ぎに大山崎ICから高速にのった。途中のSAであまりの眠さに2人で口をあけながらグーグと寝てしまった。夜中に雨が降り、岩も乾いてないだろうし急ぐこともないかと思い夢の中へ。多分1時間弱。暑さで目が覚めて運転開始。福崎IC(1500円)で降りて雪彦山へ向かった。
フリールートでボルトもしっかりしてるということで、フリークライミングロープ10.5 1本で登ることにした。ギアにカム05番0.75番1番も持っていった。荷物は2人で1個、リード者は空身で。不行沢をつめて取付きに着いた。岩は少々しめっていた。嫌だなぁ〜といいながら用意をしていると、上から懸垂します!!と声がした。もう登って降りて来る人がいるんだ、早ーいと思っていたらMさんの知り合いの人だった。大阪の山岳会の方らしい。(Mさん顔ひろいなぁ〜。)
<登攀>
1ピッチ目 I野リード
前はフォローで登ったのでリードさせていただくことに。久々の岩に緊張するがフェースを楽しんだ。
2ピッチ目 Mリード
春にきたときよりも上部のルートがわかりやすかった。前はどこからのぼったら?てなったよな・・・。草が刈られてる気がした。Mさんが、ぶつぶつ言いながら登ってるのが面白かった。「思いっきりいこうと思うのにお尻があがらない」最高でした(笑)
3ピッチ目 I野リード
リージ上を登る。快適、上部少し浮石があり注意した。
4ピッチ目への取付き Mリード
3ピッチ目終了点より右側の草付を10メートルほどあがると綺麗な支点がある。
4ピッチ目10.a Mリード ここからいよいよ温故知新
ここかぁ〜春に間違えた時のルートとそっくりだ。少し左へトラバースして凹上を登って木があるテラスまで。ザックが重すぎて疲れる。足と手はちゃんとあって、上手く弱点をみて登れば問題なし。でも疲れてヌンチャク掴んでしまいました、あは。
5ピッチ目10.b I野リード
4ピッチ目であんな登りだったので5ピッチ目10.bだし登れるかなぁと不安になる。凹角に走るクラックを使って登るということなので、カムを持っていく。0.5番を1箇所かました。出だし緊張したものの、右のフェースは快適に登れた。
6ピッチ目10.a Mリード
ボルト12個に50メートル。途中「快適や〜」と叫ぶMさん。ガバの出だしを少し登るとカチカチのスラブになり、ハングを超えてフェースを登ると終了点につく。なんて多彩なピッチ。一番楽しかった気がする。
終了点に着いて握手を交わした。長かった暑かった。2人とも大満足!!そこから懸垂下降で取付きに簡単にもどれるが、相棒H笠さんのおすすめで大天井岳まで登り下山した。
確かに懸垂よりもピークへつきあげたほうが満足感はある。ありがとうH笠さん。
下山中テクテクと歩いていたら前に男性二人が歩いていた。温故知新登っていた人ですか?と聞かれお話をしていたら、またまたMさんのお知り合いの方だった。ひぇ〜、本当に顔ひろいなぁ。今度は兵庫の岳連の方だった。そしてもう一人の方はなんと温故知新を開拓された大津岳士会のNさんだった。わ〜お!!楽しいルートでした。ありがとうございます!!! NさんとIさんから、雪彦正面の「紅稜会ルート(核心:11bc)」がおすすめだと教えていただいた。11bcがオンサイトできるようになったら行きたいなぁ〜。それと三峰から温故知新への継続登攀も楽しいということだ。これも行ってみたいなぁ〜。
まだまだたくさん楽しいルートがあるぞ!!!
Mさん、ありがとうございました。またご一緒にお願いします。
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4ピッチ目の取付きへ
4ピッチ目 温故知新開始
4ピッチ目 終了点
5ピッチ目
5ピッチ目 Mさんが来る
6ピッチ目 Mリード
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