尾鈴山:甘茶谷 (沢登り)

山行名 九州ツアーV
メンバー L:I野 S口 M(下京山岳会)
期日 2007/10/21
山域・ルート 尾鈴山:甘茶谷 (沢登り)
山行形態 沢登り

コースタイム

起床6:00→道の駅日向出発7:00→尾鈴駐車場7:40→出発8:30→入渓8:40→ 900m二俣12:30→1231m地点14:18→万吉山→尾鈴山14:50→下山15:20→駐車場 16:50→温泉→晩御飯19:00→道の駅湯布院23:30→就寝

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I野

いつも出発時間が遅いので30分早く起きた。日向道の駅から尾鈴山の駐車場へ向かう。朝は冷え込んで寒い。沢支度をして8時半出発。毎日1時間ずつ出発時間が早くなる。間違えて入渓してしまいすぐに戻る。入渓すると巨石・釜・ナメが続く。岩は白くて水はとても綺麗で谷は開けていて明るい。南国の太陽の光を浴びながらの遡行は最高だ。670メートルの二俣を右へ進む。ナメが続き、710メートルの二俣あたりから河原となる。だだっ広い。800メートルあたりを11時過ぎに通過し、850メートル二俣を左へ進んだ。12時半ごろ900メートルの二俣を左へ進まないといけなかったのに右へ進んでしまった。京都に戻りMさんのGPSの記録で間違えて遡行していたことに気づいた。そのままつめて1231メートル地点に突き上げてしまった。万吉山のピークをとおり尾鈴山へ到着した。水が涸れてから藪こぎして尾根を歩いている時になんかおかしいなぁと話していたが、こんなにもずれていたとは思ってもいなかった。あ〜地図読みは難しい。
尾鈴の谷は意外にも綺麗だった。行くまでは祖母山のほうに期待していたが尾鈴山のほうがよかったかもしれない。下山路は原生林で巨木がたくさんだった。紅葉はまだまだで緑がとても綺麗で気持ちよかった。下山して日向の町でお風呂に入ってご飯を食べ、由布岳近くの湯布院道の駅へむかった。

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S口

空気が冷たくて起きると、今日も快晴!九州入りして3日目だが、ぐっすり眠れているので疲れは無い。尾鈴キャンプ場に向かって車をはしらせ、ダートがきつくなる手前に広場があり駐車する。朝はとても寒くて、二日前に濡れた冷たい服と沢靴を履くのが一番の核心だった。しばらく林道を歩き、名貫橋から入渓する(8時45分)堰堤を越えると、綺麗な淵や滝、ナメ、ナメ滝の連続で、大喜び!おまけに谷幅が広くて明るい。思っていたよりも綺麗やん〜と嬉しくなる。高度670メートルの二股を右にとると、水量は一気に減る(10時55分)炭焼き跡や堰堤があり、ガレて伏流してしまうと、この先なんにもないんとちゃうん〜?と不安になる。不安は裏切られて、しばらくでまた滝があらわれて、10メートル滝で歩みを止められる。ここはザイルを出して、右岸を登る。上部も、綺麗なナメと滝が続き、あきない。高度860メートルで万吉谷に入ると、ワイヤーなどの残地物が目立ちだす。この先で、読図に失敗した。高度900メートルを過ぎたあたりで、右俣に入ってしまっていたのに気づかず、本流を詰めていると思い込んで、ゴーロを登り藪に突入した。いまいち現在地に自信が持てなくなって、う〜 〜〜ん???と地図とコンパスでにらめっこ。とにかくヤブをこいで一時間もすると、稜線に飛び出した(14時18分)予定外のアップダウンや予定外の標識のない三角点らしきものがあって、様子がおかしい。帰ってMさんのGPS軌跡をいただくと、万吉谷右俣に入っていた。あのピークは万吉山だったのだ。あやふやだったところが、はっきりして、スッキリした。緩い稜線を南に歩いて、尾鈴山ピーク(14時55分)山頂は展望こそないが、気持ちのいい広場だったので、お湯を沸かしてお茶にした。
下山は、正面登山口への登山道をくだったのだが、この登山道の木がすばらしかった!ツゲやアカマツの大木が、見渡す限り沢山あった。40分ほどで登山口の林道にでるまで、飽きることなく「すごい〜〜」を連発し続けた。谷沿いにある林道を歩くこと50分で、車に到着した。16時55分。日本百名瀑の「矢研の滝73m」を見学に行きたかったが、いい時間になってしまったので見れなかった。明日はいよいよ帰宅日。別府港まで戻らねばならない。最終日は、港に近い由布岳&温泉だー!と盛り上がり、三日かけて南下してきた道を戻る。道すがらに見つけたスーパー銭湯「ひょっとこの湯」と、晩御飯に「まるみ」という魚系のお店に入ったが、めっちゃ美味しかった。お風呂もよかった。下道を通って、今晩の宿泊地である道の駅「湯布院」についたのは0時だった。

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