中国山地 比婆山

山行名 山スキー 比婆山ブナ林パウダーツリーラン
メンバー L:K浴、A木 
期日 2008/2/14
山域・ルート 中国山地 比婆山
山行形態 山スキー

【K浴】

2月13日 

20:30京都駅=25:00ひろしま県民の森入口

2月14日 

ひろしま県民の森入口07:34―出雲峠09:14―烏帽子山10:40〜11:05―(吾妻山へのルートを探すが断念11:35)―比婆山(御陵)12:10―比婆山1250ピーク12:27〜12:55―(ブナ純林)―県民の森スキー場上部13:10―ひろしま県民の森入口13:16=(高尾の湯)=京都駅18:30

今期最強の冬型の気圧配置とのこと、しかし天気図をよく見ると、西日本では、早く収まりそう。ということで、初めて広島県の山に出かけた。
県民の森スキー場で、積雪130cm。
朝方は少し小雪もちらつくが、時折青空も見せ、まずまずの空模様。天気図の見方が正しかった?ようだ。
県民の森から出雲峠を経由して烏帽子山に向かう。ブッシュほとんど隠れていたが、最大膝近くのラッセル。幸いA木君が力強くトレースをつけてくれ比較的楽に登ることができた。
当初、烏帽子山から吾妻山をピストンしようと思っていたが、低木が密生していて、とてもじゃないが滑る気にはならない。吾妻山方面には白く開けた斜面が見えたが残念であった。(帰宅後、山スキーMLで問い合わせたところ、やはりこの間はブッシュを通過せねばならず、スキーではちょっと厳しそう。)
そして、比婆山(御陵)方面に向かうが、これがすばらしいブナ林。雪をかぶったブナが青空に映えて美しい。この大雪で小さいながらもモンスターも見えた。そして、ゆるやかな稜線を進んで、東斜面のブナ林をツリーラン。若干雪は重いが、久々のパウダーであった。適当に滑りやすいところを縫って降るとスキー場に。
ちょっとあっけない感じもあったが、この気象状況では最高の1日となった。

【A木】

2月14日 

私の連休にK浴さんが日程を合わせて下さり、元々は福井の山へ2本滑りに行く予定でしたが、この冬一番の寒気流入とやらで、初めて中国山地に足を踏み入れることとなりました。 期待通り青空も垣間見え、ブナの純林を気持ち良くシールで歩いていきました。下りは一瞬で終わってしまいましたが、むしろ山スキーの醍醐味は、ツボ足では辛い新雪の中をスキーならではの浮力を活かし登っていく、このシール登高にあるのではと思うくらい、美しい森の中トレースを付けていくのが最高に楽しかったです。(単に滑降技術が無いってだけかもしれませんが。) 山行後に立ち寄った温泉も印象に残っています。まるで普通の民家、親戚の家にお風呂を借りに行ったような素朴な味わいで、この素敵な休日の良い締め括りとなりました。 見事なコース選定を始め山行前も山行中もずっとお世話になりっぱなしだったK浴さん、道具を貸してくれたH笠さんS口さん、本当に有り難うございました。 是非また、平日の静かな山を独占しに参りましょう。シーハイル!

 

県民の森案内図

 

出雲峠へ 

 

出雲峠の避難小屋

 

烏帽子山から吾妻山

 

烏帽子山頂上付近

 

比婆山のブナ林

 

比婆山のブナ林

 

小さなモンスター 雪女かカオナシか?


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