日本縦断への思い(2005.8.11)

…この旅は自身の満足のために必ずやり遂げて見せる。
やりたい事は色々あるけれど、この旅が終わったら何を思っているのかも楽しみである。…

出発点(佐多岬)終了点(宗谷岬)

但し、山に始まり山に終わりたい。(屋久島から利尻島、礼文島スコトン岬で終了とする。)

分水嶺(山歩きを基本とし日本縦断を目指す限りは一つの目安とする。)

  1. 最高峰(乗鞍岳)
  2. 最長ルート(八ヶ岳中信高原)塩尻峠、高ボッチ山、鉢伏山、和田峠、霧が峰、蓼科山、赤岳、野辺山
  3. 2番目(大雪山系)上ホロカメトック、トムラウシ、ユニ石狩岳
  4. 3番目(八幡平、秋田駒)(上越国境)(奥秩父)
  5. 日本で唯一車で越えられない県境(福島、群馬)尾瀬ガ原

2007年12月迄に仙台に到着。

(仙台で一人頑張っている息子が高校を卒業するまでに歩いて会いに行く、と勝手に約束をした。)

1回の旅に、極力1つ以上の山に登る。時々は好きな場所でしばらく滞在してみたい。

日本横断の後、一つの目標が終わり次の目標を探していた。縦断もボンヤリとした目標の一つであったが、やり遂げるまでは次の事は具体化していない。ただ、いつもどんな時も何かに目標を置き、それを楽しみに生きてきた。何もすることが無くボンヤリ過ごすことが出来ないのだ。これは、非常にせっかちで損な性格のように思うことがある。漠然と南から北へ向かおうと決めたとき、何日くらい、そして何処をどのようにして歩いて行くのか、本当に出来るのだろうか、不安というよりは目標の大きさに自分自身がついていけない感じだった。これが本音だろう。山登りの記録としては何の意味も持たないだろうし、日数さえあれば誰でも出来る、と言うのがおおかたの意見であろう。俺は山が好きだと言い聞かせて登っていたような気がするのだが、本当はただの旅好きに過ぎないのだ。臆病でもあり、難しいことも嫌いだ。だから体力だけのこんな旅が俺には一番似合うんだ。気持ちの中では誰にも出来ないデッカイ事をやってやろうなどと意気込んではみても、そんな勇気も無い、世界で一番最初に何かをやり遂げるなんて事は出来やしない。そんな能力も力のなさも自分自身では判っている。この旅は自身の満足のために必ずやり遂げて見せる。そして、旅が終わった時、また次の目標がボンヤリと頭の中を駆け巡っていることだろう。今、一番行ってみたい山は「マッキンリー」そして、やりたい事は「トライアスロン」「ユーコン川下り」「日高全山春季縦走」「知床全山春季縦走」「南アルプス冬季全山縦走」。色々あるけれど、この旅が終わったら何を思っているのかも楽しみである。もっと違った夢を描いていたならそれもいい。息子が仙台の学校へ進学していなくても、たぶんこの旅は続けていただろう。仙台に決める前に屋久島を歩き始めていたのだから。ただ自分勝手な理由付けの一つとして、仙台で頑張ってる息子に、親父も何かしら頑張っているからお前も頑張れと言いたくて、勝手に3年間で仙台まで会いに行くぞと高らかに宣言した。自分を追い込んでいくのは俺のいつものスタイルだ。しかし、こんな思いも単に自己満足であり息子にはいい迷惑かもしれない。結局は息子に頑張れるキッカケを作ってもらったようなものだ。俺は人間としてあまり成長していない。嫌というほど同じ過ちを繰り返すのだ。腹が立ったら怒り、熱くなり沸騰する。人が傷つき、やっと気づき反省する。40歳を越えたのに恥ずかしい限りである。多くの人と出会い、お世話になりながら知らない土地を歩き、数年をかけるであろうこの旅で、ほんの少し成長できればと思う。まあ、いつも旅に出る前はそんなことを思っているのだが、結論から言うと、ほとんど成長したためしが無いのが現実だ。今回こそ少し賢くなっていますように…そして、無事にやり遂げることが最大の目標である。

文責:Shima

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