台高・堂倉谷本谷
2009年 7月 19日 | 沢登り, 紀伊半島夏合宿の練習山行として、泊まりの沢に行く
0719
天候 曇り
大和上市 → 8:35のバス → 10:15 大台ヶ原 → 11:10 日出が岳 11:20 → 12:30 小屋休憩 → 13:35 堂倉滝 13:55 → 14:20 F2 → 14:53 中七ツ釜 → 15:20 斜瀑10m 手前休憩 → 16:15 アザミ谷出合 泊
日出ヶ岳までは、たくさん人がいたが堂倉谷に下る道では数人に出会ったのみ。
堂倉滝に着いたが水量はそれほどではない。大滝20mは右から巻く。
お助けヒモを数回使った程度でアザミ谷まで到着できた。夜はたき火をした。蛍が一匹アザミ谷の方から点滅しながら飛んでいった。
0720
天候 曇
6:30 起床出発 8:00 → 8:20 奥七ツ釜 → 9:30 堰堤手前の釜 → 10:59二俣 休憩 → 12:00 12mの滝、荷揚げ → 13:45 二段25mの滝 → 15:30 奥の二俣 → 16:15 終了 16:35 → 18:00 大台ヶ原駐車場 → 19:00 ヒッチハイク → 20:15 大和上市 → 20:35の特急で帰る
奥七ツ釜前、岩を越える。奥七ツ釜で飛び込む。堰堤手前の釜でも飛び込む。水はまあまあ冷たいが、気温が高いのか濡れてもそれほど辛くはない。
七ツ釜最後の斜滝は、右の岩の上で越えたが、ぬめっていてよく滑り怖い思いをする。左の岩の方がよかったと少し後悔。
12mの滝の右に取り付き登る。乾いていて行けそうだったが、疲れもあり弱気になってロープを出す。T村さんに空身で登ってもらい、次にH井がタイブロックで登ったが、T村さんのザックを引き上げようとすると引っかかってしまい上げられない。仕方ないので懸垂で下って背負って登り返した。
やはり朝から何度も飛び込むと疲れが出るのだろうか。だんだんペースが上がらなくなってきた。この辺りで、もうバスに間に合わないことを悟る。
休憩の後、2段25mでもテラス下でロープを出す。テラスの上でもぬめっていたのでロープを出して越える。この上の右岸を藪こぎで越えたが、もう少し水流の近くでよかったのかも知れない。僕は高度感があってぬめっているところに苦手意識があるようだ。必要以上に警戒してしまう。
次のトイ状では、両岸が切り立ったところのスラブで行き詰まりかけたので先に越えたT村さんにロープを投げて確保してもらう。つぎにボルダー気味に最後の突っ張りで抜けるところは高度感はなかったが、やはり自分の技術が信用できず残置のスリングを掴もうとする。先行者がスリングを垂らしてくれていなくて、山側に置かれたままだったので掴めなかった。
このあとはそれほど苦労する場面はなかったが、岸の藪の高いところまで入ってしまいいちど軌道修正のために懸垂っぽく河床に降りた。
終了点についても軽く道を間違えたり、T村さんがシャリバテ気味になったりで駐車場につくのに一時間以上かかってしまった。駐車場は閑散としていたが、運良く車に乗せてくださる方がいた。
感想
H井
二日ともカエル、オタマジャクシが多かった。こんなにカエルが多い沢は初めてだ。カエルの種類は、中型で茶色っぽいもの、緑っぽいものと赤っぽいものがいる。我々が近づくと水に飛び込んだりする。浅瀬のオタマジャクシは無数にいたが何匹かは踏んでしまっているのだろう。
また鳥や、魚、ヘビも何度か見た。鹿もいた。動物が多いと楽しい。沢もきれいで、たくさん泳げて満足だった。
一日目が楽すぎて、二日目がしんどかったのでこの谷はやはり朝から入れるようにして堰堤の上で泊まれるようにするといいかなと思った。次行くことがあれば後半がそこそこキツイということを念頭に置いていきたい。