ハイキング@経ヶ岳(中央アルプス)
2016年 11月 22日 | ハイキング, 中央アルプス山行名:ハイキング@経ヶ岳(中央アルプス)
日時:2016年11月20日(日)
メンバー T柳 K川 他1
07:50仲仙寺~09:20四合目分岐~10:30七合目~10:50経ヶ岳八合目11:50~12:00九合目~12:30経ヶ岳12:50~13:30経ヶ岳八合目~15:10仲仙寺
あちこちに雪の頼りが届き、我々も冬山事始めと息巻いていたが、蓋を開けてみると天気が悪く、あーだこーだ考えて、飯田で焼き肉食って次の日登れる山に行こうということで、中央アルプス北部 位置する経ヶ岳へ向かうことに。
夕方に京都を出て、名神、中央道で8時過ぎに飯田へ。前回いっぱいで入れなかった徳山へ。
今回で2度目だが相変わらず美味しい。いろんな部位をがっつり食べて道の駅へ。
道の駅でもしっかり宴会して、なかなか綺麗な星空のもと就寝。
翌朝は晴れて空木岳がよく見えているが、ほどなく霧が出ている。霧の中、伊那を経由して仲仙寺まで。
サクッと準備して出発。仲仙寺はなかなか立派で馬を労うためか、たくさんの馬の絵などが奉納されている。
金剛力士像もなかなか古く見応えがあった。
登山口からはカラマツの植林の中を登っていく。
少し登ったあたりに少し紅葉が残っているが茶色がかっているものも多くまさしく晩秋といった感じだ。
途中、2ピットという看板があった。トレラン大会も開催されているらしい。綺麗な登山道も納得だ。
6合目くらいを過ぎると植林も減りブナなんかも見られるようになってくる。7合目に登ると奥まったところにピークが見える。まだまだかかりそう。2000mを越えているのでそう簡単に着かないのは当たり前だ。
7合目からは一旦下って登り返す。
木々に纏わり付くサルオガセがいい感じだ。変な穴なんかが空いている木を見たりしながら 時折、急登を交えて登っていく。
8合目手前で後ろから大きなイヌを連れた外人さんに追い抜かされる。
なかなか立派なワイマラナーだった。視界が開けたと思ったら8合目。
伊那谷が見渡せ、その向こうには南アルプスやさらに奥に八ヶ岳や奥秩父、北を見ると霧ヶ峰や美ヶ原なんかも見える。
南アルプスは甲斐駒から光まで丸見え。さながら展望台だ。雪が着いているのも見え心が踊る。
伊那谷には大きく天竜川が流れ、田切と呼ばれる河岸段丘もよく見える。
ピークは視界が無いらしいのでここでラーメンタイムとする。美味なり。
お腹を満たしたところで、ピークを目指す。8合目近辺だけ樹林がなく、ヤナギランなんかも生えていて不思議な植生だ。
この辺りでよく人にすれ違ったが、登山口にはあまり車がなかったので、みんなダムのほうから上がってきているのだろう。
再び樹林帯に入り高いところに突き上げると9合目。
まだ奥に尾根が続いている。ニセピークには慣れっこだ。
なだらかな尾根と思いきや意外と急登。なんか岩がごろごろし始めて少し登るとピークに辿り着いた。
木々に囲まれているが、木曽駒方面は望むことができる静かなピークだ。
木曽駒は残念ながらガスの中。
ピーク写真を撮ったりしながら少しのんびりして下り始める。
天気は下り坂の予報通り、風も強くなってきて南アも少しガスりはじめてくる。
急登だが、落ち葉が降り積もっていて足には優しい。
少し登り返しもあるが、登りに比べて下りはあっという間だ。
標高を下ろすとともに季節も戻っていく。冬から晩秋、晩秋から秋となり寺に辿り着いた。
下山後は見晴らしの湯で汗を流す。ここからも南アルプスが一望できる。
一息ついたあとはお蕎麦屋さんによって信州そばとソースカツ のセットでお腹をしっかり満たして、京都への帰路についた。