岩講習&岩トレ@金毘羅山
2017年 6月 7日 | ジャンル, 京都, 会企画山行, 無雪期岩登り, 訓練・講習会山行名:岩講習&岩トレ@金毘羅山
日 時:2017年6月3日(土)
メンバー: N原 S U堀 I村 T橋ゆ H原 H田 N野 A部 H田 K村 K川 S モア O崎 T橋ゆ
寂光院駐車場~江文神社~堰堤広場~Y懸尾根登攀~Y懸垂の頭~寂光院駐車場
ぼちぼち沢登りに行きはじめ、夏も近づいてきたということで総勢15人岩講習&岩トレにでお馴染み金毘羅山へ。
寂光院の駐車場に集合し、ぞろぞろと江文神社上の堰堤広場へ。
装備の確認などをしつつ、経験、希望に基づきマルチピッチのシステムで登る講習班と岩登りの基本を確認する岩トレ班でチームを分ける。
岩講習班は二人一組フォローの確保のシステムなどを確認し、岩トレ班はロープの結び方や登降器の使い方を確認する。
タイオフよりもラウンドさせるほうが強度があることなどを聞けて勉強になる。
しっかり確認を行いY懸尾根の取りつきへ。
岩講習班はリード&フォローで次々登っていく。
岩トレ班はフィックスロープを使い、登り降りの練習。
セルフビレイの取り方から三点確保までを確認して登ってもらう。
その後は岩講習班に追い付いたりしながらY懸垂尾根を登っていく。
取りつきから2ピッチ、ザイルを伸ばし、少し歩いていく3ピッチ目、さらに少し歩いた先から続く4、5ピッチとそれらしく岩がルート上に出てくるところはロープを出して登っていく。
3ピッチ目は少しだけ出だしが難しい。あとは問題なく登れる。
岩トレの人たちにも支点確保器でのセカンド確保のシステムを見てもらったりしながら登っていく。
振り返ると大原の郷が見下ろせて相変わらず気持ちがいい。
Y懸の頭に出ると、すでに登はんを終えた講習組がザイルを張ってくれていたのでそれを使って懸垂下降練習。
バックアップのシステムも含めて確認する。
岩トレ参加者には懸垂下降が初めての人もいたが何回かやるうちに様になるようになった。
最後に支点の取り方も確認したりして講習終了。
主に教える側ではあったが、他の会員と何気ない疑問点などを話して納得することがあったり、自身の中でも再確認ができたりと非常に充実した山行となった。
今年の夏はまだアルパインの目標は立っていないが、青空に映える岩を目指したい気持ちになった。