比良 奥ノ深谷

2013年 6月 26日 | ジャンル, 地域, 沢登り, 関西

比良 奥ノ深谷

201369

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 8時半林道歩き開始。

 入渓地点では水量が少なく感じたが、これは昨年の大増水の印象が残っていたためで、実際の所は通常通りかやや多めだったようだ。

 最初の滝は直登も可能だが、左から簡単に巻ける。

小滝をこなした後の直瀑は直登できず右手のガリーを登るとされている。ガリーという感じではないのだが、なぜかこう表現すると分かりやすい。ロープ確保の練習にちょうどよい。

すぐに4段40m滝。1段目は昔よりブッシュが少なくなったような気がする。通称洗濯機の釜は、右のハングから両手ジャミングスタートの5手ほどのボルダーで通過。夏なら泳ぐと速いが、右から簡単に巻くことも出来る。上の斜瀑もロープ練習に適しているが、右から簡単に巻ける。

一見左から簡単に越えられそうな滝があるが、ここは落ち口へ降りる所が悪い(残置ロープあり)。右の垂壁を足ジャムで登ったが難しかった。左を泳いでチムニーを上がるか右から巻いた方がよさそう。

大きな釜を持つ直登できない滝があり、下の滝と合わせて左から巻く。下の滝を越えてから低く巻いた方がよさそうだが、いずれにしても巻き道が悪くなっているような気がする。昔は木をつかんでもっと楽に巻けた記憶がある。

釜の右を胸までつかって斜瀑を登るところはロープ練習に最適。ここで下まで落ちた人を見たことがあるが無傷だったし、他にも同じ話を聞いたことがある。ここをぶつぶつ言いながらでもロープなしで通過できれば一人前。

11時遡行終了。12時に駐車場に到着した。