沢登り@下多古川本谷(大峰)

2017年 5月 30日 | トップ画像, 未分類, 沢登り, 紀伊半島

山行名:沢登り@下多古川本谷(大峰)
日    時:2017年5月27日(土)~28日(日)
メンバー: K川 S モア O崎 T橋ゆ

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27日:スタート地点08:55~10:12琵琶滝11:17~12:00中ノ滝~13:20宿泊地
28日:宿泊地06:30~07:30木葉入らずの淵07:40~08:15宿泊地08:50~09:51琵琶滝展望台10:14~10:47ゴール地

さて早くも今シーズン2回目の泊まり沢!
今回ものんびり泊まり沢を目論み、大峰の下多古本谷へ。

27日 のんびり遡行
当日の朝発と出発ものんびりめ。
24号から168号2回目の入り川上村へ。
下多古川沿いの道に入り30分ほどで駐車場へ。
適当に準備して出発。今日は少しひんやりしている。

琵琶滝への遊歩道から入山してほどなく降りやすそうなところから入渓。
緑がやさしい綺麗な沢だ。

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適当に歩いていくと釜持ちの滝が出てくる。
今年に入って先送りにしていた入水の儀を執り行うことにする。
釜にダイブして存分に泳ぐ。やっぱりこれをしないと沢が本当に始まったとは言えない。

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気を取り直して滝を巻いて進んでいく。
半分朽ちたミズナラを見送り、こんなのにマイタケが生えるんだろうかなどと思いながら歩いていると森が開けて明るくなる。

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すると青空の下に、大きな大きな滝が姿を現す。琵琶滝だ。
久々の巨大な滝に興奮する。大きくもありそして、美しい。

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滝の下まで行くと花が供えてある。先日ここで亡くなったH 田さんへのものだ。合掌。
一段上に上がってみたり記念撮影をしたりしてのんびり。

巻きは右岸に入る多少ガレた沢を詰めていく。
出てくる滝を右岸から巻いていく途中、一段足元が滑りやすく持ち手が少ないところがあったのでお助け紐をだして通過。

滝上で渡渉してデポ旗を頼りにはっきりとした踏み跡に入っていく。
岩棚にあたるあたりからは完全に道。社なんかをみつつ、滝上にあっさりでる。

ほぼ落ち口付近に出て滝上から覗きこんだしてみる。なかなかの高度感。

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滝上から右岸の巨大なハングを見ながら進んでいくとほどなく中ノ滝。
琵琶滝ほどの落差はないが釜持ちで周りも開けていて気持ちがいい。

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釜持ちといえばやることは一つ。今度はK川と二人で釜で泳いで遊ぶ、水は冷たいが気温が高いので楽しい。

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この滝も巻きは右岸から。デポ旗を辿りながら踏み跡を辿るだけで特に危険な箇所もなく瀧上へ。

そこから先は、ちょっとしたナメや小滝をこなしながら進むと左岸に泊まるにはうってつけの平坦地が出てくる。
というわけで、行動終了。時間はまだ1時過ぎ。最高だ。

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タープを張ったり薪を集めたりして今日の寝床を整える。
焚き火もついてほっこりしていると、O崎さんがカプレーゼや卵の味噌漬け、アヒージョをあっという間に作ってくれる。

さっそく冷やしておいたビールを開けて、他のつまみも出して宴会開始!
どれもとっても美味! 卵の味噌漬けはミョウガなど薬味たっぷりだ。

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優しい緑の中、焚き火を囲み旨いあてと酒、これ以上の贅沢はない。

秘蔵していた伊根満開なんぞを出したりして大いに盛り上がる。
晩御飯はカレー、野菜たっぷりで美味しい。
マシュマロやウィンナーを炙ったりして、赤く揺らめく陽炎を眺めながら夜は更けていく。

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28日 木葉入らずまで行って帰る
朝5時にテキトーに起床。
再点火した焚き火で雑炊を食べる。

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少しのんびりして、今日はちょっと上にある木葉入らずの釜を目指す。
アタックなので荷物も持たず朝の散歩気分だ。

少し進んだところから小滝が連続する。
登ったり釜を落ちないようにへつったりして進んでいく。
ちょっと巻いたり流木頼りに登ったりして進んでいく。

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一個大きな釜があるが、この次が木葉入らずの淵。
美しい滝がかかっていて確かにいい雰囲気。

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とりあえず、朝一番のお清めがてら泳いだり滝行したりする。冷たいが気持ちいい。
ひとしきり写真を撮ったりして引き返す。

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適当に滝を降りていって、テンバに。
焚き火で余った雑炊を温め直して、ちょっと小腹を満たして、撤収して出発。

沢沿いを歩いていくが、河原ではなくなんとなく川岸に歩きやすい踏跡らしきものを辿ったりすることもできる。

途中、アマゴ釣りの人たちがいてちょうど釣り上げていた。

中ノ滝あたりからはより、踏み跡もはっきりして琵琶滝の巻道から踏跡を辿り、琵琶滝の展望台まで。
チェリーを食べながら琵琶滝を眺めて一休み。

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あとは遊歩道を歩いて下山するのみ。
吊り橋なんかを渡ったりしながら、1時間もかからず駐車場まで。
まだ昼前。丁度いい山行だった。

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片付けをして杉の湯に行って汗を流し、茶そばを食って帰路につく。
なかなか暑くてもう夏かな。次はどこへいこうか。