沢講習@八池谷(比良)

2017年 6月 22日 | 会企画山行, 比良, 沢登り, 訓練・講習会

山行名:沢講習@八池谷(比良)
日 時:2017年6月17日(土)
メンバー: S モア K川 M田 S T町  I村 O崎 Y崎 N野 N部 A部

今回は会の沢講習ということで、初心者も交えて総勢11人で久々に比良の沢へ。裏比良てはなく鴨川水系の八池谷へ。

朝に京都を出発し湖西道で高島のガリバー旅行村へ。
入村料もとい駐車料は400円。

最高の天気のもと準備をして出発。
最初は適当に登山道を歩いて入渓点向かうが早く沢身に下りすぎてしまう。
素直に夏道の分岐から沢に降りて入渓すればいい。

裏比良よりかは明るくい雰囲気。
飛石を交えながら進んでいくと早速小滝が出てきてそれを越えると魚止めの滝が出てくる。

慣れてる組は流木のある右岸だったり水流通しでシャワークライムで突破していく。
初心者組は左岸から巻く。

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さて続いて二段の障子の滝が続く。
一段目は簡単で飛沫を軽く浴びながら左岸を登る。

二段目はすでにトップの3人が右岸に取りついて登っているが上部でちょっと苦戦している。
I村さんにロープを出してもらうが、やっぱり難しそうなので、無理せず右岸から巻く。
試しに登ってみるが落ち口付近がホールド少な目でいやらしかった。

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さらに空戸の滝の連瀑区間に入っていく。
最初は簡単なへつりから斜滝へ入っていく。

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続く5m ほどの滝は飛沫を浴びながら釜を泳いで岩をのっこしたところかろ左岸から登る。
水はなかなか冷たいが気持ちがいい。
岩をのっこすところでお助けシュリンゲ、左岸登るところもロープを出したけどいらなかったかもしれない。

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その後は2mの斜滝を右岸から越えて二段4mの滝を左岸から登って滝上を渡り、右岸からゴルジュ3mを登る。
どれも簡単でロープは使わなかった。

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連瀑を終えると沢が開けて明るくなり大摺鉢へ。
日向で暖かいのもありここで一休み。
滝が連続してなかなか充実した区間だった。

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大摺鉢近辺はナメが続きキラキラ美しくいい感じだ。

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ゴルジュの奥に懸かる滝を右岸から巻いて上に上がるとこの沢一番の大滝、貴船の滝が迎えてくれる。なかなか見事。
大滝だが巻きは沢沿いの遊歩道と一緒なので簡単に巻ける。

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貴船を巻くと今度は七篇返しの滝へ。チョックストーンの滝で一見登れなさそうだが、右岸からトンネル見たいにチョックストーンを抜けて登れる。
今回は無理をせず右岸巻き。

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これが終わると屈曲にさしかかり、小滝を交えながらのんびり沢歩きの様相になってくる。

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登山道が横切ってからは、幻の滝の手前に釜持ち3mF。
右岸のバンド状を伝ったり、釜に入って流芯を登ったりと人それぞれ。

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続いて幻の滝へ。登山道では見れないから幻なんだろうか?
小さい釜を濡れないように越えて左岸を登る。
上部が脆くて微妙だったのでロープを出したが、少し右寄りにルートを取ったら脆いところを避けて登れた。

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広谷まであと少しかと思いきや最後に三連瀑が出てくる。
1つ目は簡単に右岸からまく。

二つ目も右岸から巻くが、ちょっと微妙なへつりがあり、残置ロープを頼ったりして、滝上に降りる。

3つ目は左岸から。ここも残置ロープ頼りに巻き上がる。

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それが終われば、サラサドウダンの花が浮かぶ小さいナメなんかを楽しみ、素晴らしい焚き火スポットか作られたテントサイトを見送って広谷へ到着。
人数が多いので時間はかかったが想定内のコースタイムだ。

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ミカン缶を出したりしてのんびり一休みする。
抜けるような青空が気持ちいい。
みんなで集合写真を撮って下山開始。

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時折出てくるスギの巨木を見たり、降りるにつれて花が開いていくコアジサイを愛でながら下る。
大摺鉢を経由してガリバー旅行村へ近づくと、木々に種類を記した看板が掛かっていて勉強になる。
コシアブラなんかもあるので、時期を見てきたら楽しいかもしれない。

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そんなこんなで、駐車場まで。温泉は見送ってメンバーのT町さんの中華料理屋でお疲れ様会。
相変わらず何を食べても美味しく、米をバクバク食べて幸せな気分で家路に着いた。