夏山縦走@大キレット(上高地~槍ヶ岳~北穂高岳~上高地)
2018年 7月 22日 | ジャンル, トップ画像, 北アルプス, 地域, 無雪期縦走日時
2018/07/13(金)夜発~2018/07/16(月)
メンバー
Y崎、U堀、H原、T橋ゆ、F盛
コース
1日目:上高地(06:35)・・・明神(07:28)・・・徳沢(08:31)・・・横尾(09:33)・・槍沢ロッヂ(11:38)・・・
ババ平(12:14)・・・水俣乗越分岐(13:25)・・・天狗原分岐(14:20)・・・槍ヶ岳殺生ヒュッテ(16:26)
2日目:槍ヶ岳殺生ヒュッテ(05:00)・・・槍ヶ岳山荘(05:40)・・・槍ヶ岳(06:40)・・・
槍ヶ岳山荘(07:10)・・・大喰岳(07:50)・・・中岳(08:35)・・・南岳(09:48)・・・南岳小屋(10:02)・・・
長谷川ピーク(12:20)A沢のコル(12:43)・・・北穂高岳(14:45)・・・南稜テラス(15:00)
3日目:南稜テラス(07:01)・・・涸沢(08:44)・・・横尾(11:17)・・・徳沢(12:30)・・・上高地(14:30)
累積標高:約3300m
総距離:約41.8km
今年の夏の三連休は休みが取れたので大学のワンダフォーゲル所属の時から
ずっと行きたかった大キレットを登ってきました。
2018/7/13(金)
22時に山科駅近くのコンビニに集合してひるがのSAに移動。
特に渋滞もなくついたので、早々に仮眠をとる。
2018/7/15(土)
あかんだな駐車場への移動が必要なので3時半に起床。
あかんだな駐車場に到着してバス停に向かったところ、たまたまタクシーが止まっており
待ち時間なく上高地に移動することができた。
この日は朝から晴天で、河童橋からは6月に登った焼岳もきれいに見えた。
初日から晴天でテンションが上がる。
上高地からはまずは殺生ヒュッテを目指す。
上高地からの移動は割と涼しくサクサクと進み、ババ平あたりまではコースタイムよりも早く移動できた。
ところがここから先は木陰がなくなり、日差しが照り付けてとても暑い。
この日は全国的に猛暑だったせいかペースが上がらず、暑い中をダラダラと登っていく
とても暑くて辛い。
結局、16時半ごろに殺生ヒュッテに到着となった。
明日がメインの大キレットを歩くので
美味しいごはんと少々のお酒を楽しんだ後、この日は20時に就寝。
7/16(日)
3時半に起床。この日も晴天。
テント場からくっきりと槍ヶ岳の山頂が見える。
5時に出発し槍ヶ岳山荘を目指す。
槍ヶ岳山荘につくと荷物をデポし、ヘルメット被りとアウターを着てを山頂を目指す。
また6時前だったが、すでに登りは渋滞していて山頂到着までに40分も要した。
槍ヶ岳山荘に戻ってきた後は、南へと稜線を歩いていく。
この日も天気が良いため、非常に景色が良い。
大喰岳~中岳~南岳と歩き、南岳小屋に到着。
さてここからがメインの大キレットなのでヘルメットを装着。
まずは急でザレタ道を下っていく。
途中垂直に近い鎖場と梯子がいくつかあり下っていく。
しばらく下ると鞍部に出るので、ここからはしばらく平坦な道を進む。
鞍部が終わるとまた急登が始まり、まずは長谷川ピークを超えていく。
(岩にはHピークの文字あり)
この先が細い稜線だが、鎖や足場があるので慎重に進めば問題なし。
長谷川ピークを越えてしばらく進むとA沢のコルに到着。
この先が飛騨泣きと呼ばれる難所なので、ここで休憩し
飛騨泣きの急登を上っていく。ここも危険個所は鎖や梯子があるため
慎重に進めば難しくはない。
飛騨泣きを超えると「北ホまであと200m」の文字が
ここからも急な登りを登っていき、北穂高の小屋に到着。
到着時間は14時40分ごろだったので、おおむね予定どおりでした。
小屋で一休みして北穂高岳の山頂で集合写真を撮った後はテント場に移動。
北穂高岳のテント場は山頂から10分ほど歩いた場所にあり、小屋まで戻らないとトイレや水場はない。
不便な場所だがロケーションはよく、常念岳やゴジラの背が良く見える。
今年は雪が多かったせいか、テント場の一部に雪が残っていて雪が残っている場所しか張る場所がなかった。
テントを張った後、今回のメイン行程を無事に終えたことを
美味しいごはんとお酒で祝して夜は更けていった。
きれいな星空を眺めた後、21時に就寝。
2018/7/16(月)
今朝はゆっくりの出発なので5時に起床。この日も快晴。
外で朝食の準備をしていると、すでにゴジラの背を上っている人が見えた。
7時に出発し、まずは涸沢を目指す。
三日目にもなると疲れがたまってきていたせいか、
涸沢~北穂高岳間の急でガれた下り坂は少々しんどかった。
涸沢からもひたすら下りで、途中徳沢でお昼休憩をとったりして
14時半には上高地に戻ってくることができた。
この三日間は本当に晴天で、こんなに好天に恵まれた山行はなかなかできないだろう。
非常に思い出深い三日間となった。